1ZPRESSOのハンドグラインダーJPProはコーヒーの解像度を上げる高性能グラインダー【最強の一角】

コーヒー

だいぶ前にクラウドファンディングの出資で入手した、台湾1Zpresso製のハンドグラインダーJPProのレビューを書いていこうと思います。

この記事を書いている時点で、1年半ぐらい愛用しています。

とんでもなく高価なコーヒー器具(コーヒーミル/グラインダー)ですが、ぶっちゃけ実質無料では?と錯覚するほど、僕のコーヒー生活を変えてくれた器具です。いや、高いんですけどね!

僕の生活を変えたコーヒーミル(グラインダー)

JPProを入手する前は、カリタの電動ミル、ナイスカットミルを愛用していました。

高校生の頃に入手したので、かれこれ15年ぐらいのお付き合いでしょうか。

15年間、ほぼ毎日使っていましたが、電源ケーブルが一部断線した(修理済み)ことを除けば、全然動作に支障はなく、これはこれでコストパフォーマンス抜群ですね!

PCにしろ家電にしろ15年も使えるものはそうはありませんからね!

それはそれとして高級グラインダーが欲しかった

それはそれとして、コマンダンテに代表されるような高級ハンドグラインダーが欲しかったんですよね。

ええ、100%物欲ですw

でも、コマンダンテって入手困難なんですよね。

今のところ、コマンダンテを入手するアテはまったくない状態です……。

そんな中で、Makuakeのコーヒー関連のプロジェクトを見ていたら、目についたのは、Zproで名を上げた台湾1Zpressoの新モデルJPProです。

乗るしかない、このビッグウェーブに!

というわけで、見た瞬間出資を決定しました。

ハンドグラインダーのイメージをすべて書き換えるような超性能

一度、JPProの凄さについては軽くブログ記事にしました。

JPPro!すごい!本当にすごいんだ!
先日、Makuakeでクラウドファンディングしましてですね。 クラウドファンディングしたのは、あのZproを製造している1Zpressoの上位モデル、JPProです。 到着以来、時間のある時にちょくちょく使っていたのですが、ある時、JPPr...

異常にテンションが高いですが、それぐらい衝撃的だったということですね。

具体的にどこがどうすごいのかというと

  1. スムーズすぎる挽き具合
  2. フルHD→4Kを彷彿とさせる味のアップグレード

おおよそこの二つかなと!

電動のカリタナイスカットミルを愛用していた、と先ほど書きましたが、ハンドグラインダーも何台か持ってはいたんですよ。

ポーレックスのセラミックミルとか。

あまりにスムーズにコーヒーを挽けてしまう

今まで使ってきた手動ミルの感覚で言うと、挽くのに時間がかかる。その上、ハンドルの動きがスムーズじゃなくて、かなり力を入れて本体をしっかりと固定して回さないといけないイメージでした。

しかし、JPProだと、そこまで力を入れずに、刃がコーヒー豆を切れ味鋭く切断していっているような小気味良さとともにコーヒーを挽けてしまいます。

「ゴリゴリ」→「スパスパ」

これぐらいの違いはあります。

流石にスパスパは言い過ぎかも……w

フルHD→4Kを彷彿とさせる味の解像度の向上具合

前の記事でも書きましたが、ナイスカットミルがフルHDだとしたら、JPProは4Kというぐらいに、コーヒーの味の解像度がグッと上昇します。

別に、フルHD(ナイスカットミル)がまずいわけじゃないんですよ。全然十分です。

でも、4Kの世界を知ってしまったら、粗が見える瞬間もある。

そういうことです。

ナイスカットミルの出番をほぼすべて奪ってしまった……

そんなわけで、JPProを購入した結果、ナイスカットミルの出番がなくなってしまいました……。

一杯分を挽くだけなら、ナイスカットミルとJPPro、たいして時間が変わらないんですよね……手動と電動なのに。

大量に挽くならナイスカットミルの方が早いと思うけど。

普通に使っている分には大して差がないです。

というか、JPProの方が小回りが効くんですよね……そうなると、ほぼほぼJPProになっちゃうので。

そんな最高のミルにも欠点がある

そんなわけで、いかにJP Proがいいミルかということを書いてきたわけなんですが、欠点もあります。

あ、今回は、値段のことは書かないのでそこはお願いします。値段以外の欠点ですねw

  • 入口が狭くて豆がこぼれる
  • 粒度調節がやりにくい

大きく分けてこの二つが欠点だと感じています。

入口が狭くて豆がこぼれる

これはまあ……僕の能力というか、不器用さのせいなんですけど、計量したコーヒー豆を入れようとしたら、よくこぼしてしまって、数粒床にコロコローと飛んでいってしまいます。

サイズがコンパクトであることのトレードオフなので、どうしようもないのですが、だからと言ってコーヒー豆が床に落ちるのはそんなにいい気分ではないのです。

いや、豆をこぼさないように練習しろよという話ではあるんですけどね!

粒度調節がやりにくい

120段階の粒度調節を謳っています。

でも、本体には0〜8の数字しか刻印されていません。

これはどういうことかというと、○周目の7とかそういう感じで調節するわけです。

で、今の数字が何周目なのかを表示する機能はないです。

そんなわけで、120段階の調節機能があります!というものの、いうほど何度も調節はできません。

基本的に一番合う粒度を見つけたら、そこに固定して使う、という使い方になると思います。

コーヒー豆ごとに微妙に挽き具合を変えたいとか、ネルとペーパーとサイフォンとエスプレッソを併用するから、使う器具ごとに粒度を変えないといけない、とかだと軽く発狂できると思います。

挽いてみないと適切な粒度になっているのかわからないのでw

僕はドリップしかしないので、中粗挽きぐらいに合わせて以降何もいじってないです。

結論:コマンダンテに並ぶ最強の一角

井上製作所のリードミルが最強では?という意見はありますが、流石に個人レベルで導入するには荷が勝ちすぎる代物(普通に200万ぐらいするし……)だと思いますので、そういうのを除くと個人レベルで最強ミルなのではないかな?と思います。

少なくとも最強の一角であることは間違いないんじゃないかな!

この先の世界を知りたいという気持ちはなくもないですが、この先の世界を知ってしまうのもまたちょっと怖い部分があります。

8Kの世界ですね!

8Kの世界を見せてくれるコーヒーミルに出会うよりも、8Kのテレビないしディスプレイが手に入るようになることの方が早いとは思いますが!

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