【大丈夫?説明できる?】カフェオレとカフェラテの違いについて解説する!

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カフェ・オレとカフェ・ラテ。

フランス語かイタリア語かの違いで、どちらも「コーヒーと牛乳」という意味です。

でも、出てくるものは違ったりします。この違い、説明できますか?

カフェ・オレの歴史

まずカフェオレの歴史から書いていきたいと思います。

まずいコーヒーをどうやって飲むか?

カフェ・オレの由来は、イギリスとフランスが植民地を巡って、世界中で戦争を繰り広げた時代にまで遡ります。

イギリスと植民地争いをしていた、フランスですが、その戦いの中で、一つの問題が発生します。

それは、コーヒーの供給でした。

アラビカ種(病気などに弱いが風味は優れる一般的に飲まれているコーヒーの品種)のコーヒーをとれる植民地を多く抱えているイギリスに対し、フランスの植民地は環境が悪く、ロブスタ種(病気などに強いが風味が悪いコーヒーの品種)のコーヒーしか取れず、おいしいコーヒーが飲めなくて、苦しんでいたそうです。

どうすれば、「まずい」コーヒーを「おいしく」飲むことができるのか。

フランス人は思いつきました。ミルクを入れよう!と。

これが、カフェ・オレの始まりです。

カフェ・オレはドリップコーヒー+ミルク

僕らが、コーヒーをいれるときに主に使っているドリップ式、という抽出法の発祥はフランスです。

そのため、カフェ・オレもフランス式に、ドリップコーヒー(もしくはフレンチプレスでいれたコーヒー)に温めたミルクを混ぜるものになります。

カフェ・ラテとは何か

もともとは家庭料理的な意味合い

イタリアの家庭では、マキネッタ(やかんのような形をした家庭用エスプレッソマシン)でいれたエスプレッソにあっためた牛乳を入れた、単なる「コーヒー牛乳」という形で、カフェラテが嗜まれてきました。

その比率はおおよそ適当で、コーヒーと牛乳が1:1ぐらいだともいわれています。

日本の家庭で、インスタントコーヒーにクリープとかを入れるのと、ポジションとしては同じですね。

“近代的”カフェ・ラテの誕生

今、スターバックスなどで飲むことができるカフェラテはどこで生まれたのか。

そのルーツは、イタリアとは程遠い、アメリカはサンフランシスコ、バークレーに遡ります。

バークレーにあるカフェ、カフェメッドで1950年代に誕生したといわれています。

カフェメッドは、その当時のアメリカでは珍しく、本格的なエスプレッソマシンを備え、イタリア人のバリスタが在籍する、“本物の”エスプレッソが飲めるお店でした。

学生街バークレーにあるメッドのバリスタは、学生たちに、すぐに飲み終わるエスプレッソではなく、仲間と討論しながら、あるいは読書をしながら、ゆったりとした時間をすごしてもらいたい、という思いから、長く楽しめるドリンクとして、カフェラテを提供することにしました。

しかし、当時のアメリカは水のように薄いアメリカンコーヒー全盛期、学生たちには濃いエスプレッソをベースとしたラテは苦すぎ、「もっと牛乳を足してくれ!」という矢のような催促が飛び交うことになります。

その結果、当初の1:1比率から、エスプレッソと牛乳の比率が1:3を超える、新しい“カフェ・ラテ”が誕生することになります。

その後、カフェメッドで誕生したカフェラテは、スターバックスのルーツとなったピーツコーヒーでも提供されるようになり、そのスタイルを受けついだスターバックスが、その看板メニューとして、全世界に広めることになります。

これが、近代的な、あるいは、シアトルスタイルのカフェラテの誕生でした。

おわりに

というわけで、カフェラテとカフェオレの違い、わかってもらえたでしょうか。

自分も、曖昧に「カフェラテはエスプレッソと牛乳で、カフェオレはドリップと牛乳だよな…………」ぐらいにしか理解していなかったので、これを知ったときはすごく面白かったです。

とはいえ、まだコーヒーとミルク、というアレンジでは、カプチーノなどもあるので、それらとの違いも説明出来たらな、と思います。