代用コーヒーが流行りはじめてる?

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ちょっと興味深いニュースを目にしました。

玄米のコーヒー!?農薬・カフェイン・添加物“レス” 京都産有機玄米100%の珈琲「レスプレッソ」新発売

少し引用します。

サンプソンファーム(所在地:京都府南丹市園部町、代表:橋井 勲)は、Chef de ferme(百姓料理人)第一弾と致しまして、京都産有機玄米(品種:コシヒカリ)を100%使用した有機玄米珈琲『レスプレッソ』を新発売致します。

(中略)

●農薬レス:玄米を丸ごと取り込んでいただくため、京都産有機玄米を100%使用
●カフェインレス:ノンカフェインなので妊婦さんや子供たち、また寝る前にも安心
●添加物レス:原材料は玄米のみで無添加、一杯当りのカロリーは8kcalと低カロリー
●溶解性アップ:石臼式微粉末装置で40ミクロン以下の粒子に仕上げて溶解性アップ
●機能性アップ:焙煎することにより食物繊維が14g/100gと、白米の28倍に機能性アップ

上記ウェブサイトより引用

いわゆる代用コーヒーですね。今回は玄米を焙煎して作ったもののようです。以前にも、大豆か黒豆を焙煎して作った代用コーヒーのニュースを耳にしました。(記憶だけなのでソースはないんですが……)

こうしてみると、最近、代用コーヒーの開発などのニュースを頻繁に耳にしている気がします。

最近流行りなんですかねぇ……。

「代用コーヒーって?」「ああ!」

ご存じの通り、僕らが普段飲んでいるコーヒーは、コーヒー豆を焙煎したものをミルで挽いて、ドリップやエスプレッソなどで抽出されたものです。

代用コーヒーというのは、読んで字のごとく、コーヒー豆を代用して作ったコーヒーのことです。

代表的な代用品としては、タンポポの根っこを焙煎して作ったタンポポコーヒーや、チコリという植物で作ったチコリコーヒー、大麦で作った大麦コーヒー(以前キリンが販売していましたね)などがあります。その他には、大豆、玄米、ゴボウ、トウモロコシ……珍しいものでは、ドングリを焙煎して作ったドングリコーヒーなんていうのもあります。

「別に、コーヒーなんてそんなに高いもんじゃないんだし、わざわざドングリなんかでいれなくても、コーヒー豆使えばいいじゃん?」っていう意見もあるとは思いますが、それは最近の話です。

というのも、代用コーヒーが飲まれるようになったのは、18世紀のドイツ(プロイセン)です。大のコーヒー好きで有名なドイツ人たちはこぞってコーヒーを飲んでいたのですが、当然コーヒーは輸入品。外貨がなくなりすぎてやばい!っていうことで、高い関税を課すことに。しぶしぶドイツ人たちはコーヒーを諦めて、代用できるものを探すことになりました。

それ以後も、戦争などでコーヒーの輸入が滞るようになった国で、飲まれるようになりました。

日本も、太平洋戦争中、コーヒーが輸入できなくなり、タンポポコーヒーを飲んでいました。

代用コーヒーのメリット

代用コーヒーにはカフェインが入っていないので(入っているものもあるのかな?)、妊婦さんでも健康的に安心して飲むことができます。

とくにタンポポコーヒーは健康にいいらしく、妊婦さんなどに地味な人気があるようです。

今回のレスプレッソ(商品名)も、妊婦さん向けになっていますね。玄米の栄養成分がたっぷり入っていて健康によいようです。

純粋にカフェインなしのコーヒーを飲みたいなら、今はカフェインレスという選択肢もあります。

コーヒーそのものの味としては、カフェインレスが優れていて、栄養成分などの健康志向では、代用コーヒーが優れている、と考えてもいいかも知れません。

「代用」とつくだけあって、代用コーヒーはコーヒーに似ていてもわりと違う味がするようです。(飲んだことないです……)

大麦コーヒーは、これ単なる濃い麦茶じゃ?って意見がありますし、ドングリコーヒーはクセが強すぎて、コーヒーじゃない!という意見もあります。

タンポポコーヒーや今回の玄米コーヒーのように、栄養面では、普通のコーヒーやカフェインレスコーヒーを上回っている部分があります。(普通のコーヒーもクロロゲン酸など、健康にいいらしいんですけどね。)

もしかしたらこれから代用コーヒーはもっと流行るかも

そんな代用コーヒーですが、カフェインレスなどにも負けず、もっと広く飲まれるようになるんじゃないか、と僕は思ってます。

その理由として、コーヒー豆の高騰があります。実のところ、最近コーヒー豆の値段はだんだんと上がっています。

なんで上がっているかというと、中国などの新興国・発展途上国が経済的に発展していく中で、おいしいコーヒーの需要がどんどん高まっていて、奪い合いのような状況になっているからです。

コーヒーは生産できる地域がある程度限られる、という性質がある作物ですから、需要が高まったからと言って、一気に生産量を増やせるというものでもないです。

今後、コーヒーの値段はこれからどんどん右肩上がりになっていくと考えられます。地球温暖化で気候変動が大きくなると、生産量自体も安定しない恐れもあります。

そうなると、今、僕らは缶コーヒーやペットボトルコーヒー、インスタントなど、安くそこそこ高品質なコーヒーにありつけていますが、そういうものが簡単には手に入らなくなり、さりとてスペシャルティコーヒーはもっと高くて到底手が出ない……などという状況も考えられなくはないです。

そうなると好むと好まざるとに関わらず、代用コーヒーを飲むことになるのかも知れませんね。

個人的にはまだまだ全然そんなことにはならないだろうと楽観視はしてますが……。