「もっと人生(ライフ)をハックしたい!」と思ったので、適当にライフハックの本を買いました(適当)
そんなわけで、「ライフハック大全」というライフハックに関する本を読みました。
この本ですが、早速結論を書いてしまうと結構おすすめです。
なにぶん古い本(2017年)なので、紹介されているツールなどは古いものが結構あったりします。なので、その辺を割り引いて読む必要はあります。
ツールを使うライフハックとかは、書籍という情報が古くなりやすいメディアで取り扱うのはちょっと不利だよなあ、ネットの方が有利だよなって思ったりはします。
ただ、本質的な部分というか、人間そのものに由来する部分に関しては、結構使えるんじゃないかなー。そこは情報が古くなることもあまりないので。
それに250個ものライフハックが1箇所に集まっているというのは、なかなかないと思うので、そこはこの本固有の価値ではないかな?と。
今回はこの「ライフハック大全」の中で、気になったライフハックとか、実行したいライフハックを自分用備忘録として書いていきます。
まず気になったライフハックのリストを書きます。
- 人生を変えるなら、時間の使い方を極端にする
- 作業を「下り坂」でパーキングする
- 終わった仕事をテンプレート化する
- 自分の「脱線パターン」を意識しておく
- まとまった仕事が終わるたびにPCを再起動
- 睡眠の「10-3-2-1」ルール
- 「読まない」ことが読書の極意
- 「ディープワーク」の時間をとる
- 1日に10万字を読んで、5000字をアウトプットする
- デスクトップを「押し出しファイリング」で整理する
- 持っているものを「使用中」「保管中」「装飾」で分類してそれぞれ別の場所に置く
- 片付け前に写真撮影してどういうふうに片付けるかの完成図を考える
- 30日チャレンジ
では、個人的に実行してみたいことと、興味あるぐらい、のことに分けて軽く説明していきます。
実行したいライフハック
- 時間の使い方を極端にする
- 作業を「下り坂」でパーキングする
- 終わった仕事のテンプレート化
時間の使い方を極端にする
実はこのライフハックは、本のいちばん最初に出てくるライフハックになります。
ビビッと来たというか、グサッと来たというか。我が身を振り返って、全然できてねーなと痛感してしまい、そんな様子で「人生をよくしたい」とか本気で言っていたのかと恥ずかしくて穴を掘って入りたいぐらいでした。
平均的な時間の使い方からは平均的なことしか生まれません。
ちなみにどうでもいいのですが、僕の友人が6月だけで140時間、小説と絵に費やしたらしいです。で、毎日進捗をLINEで教えてくれるのですが、みるみる上手くなっていってですね、やっぱり何事もやれば上手くなるんだなって……。
極端な時間の使い方をこれだけの効果を生み出すんだなってことを、これ以上ない姿で教えてくれました。
僕も時間の使い方を極端にしていきます。そうしなければ、何も変わらない。
作業を「下り坂」でパーキングする
これはどういうことかというと、職場で退勤するときに、キリがいいところで仕事を終えるのではなく、あえて中途半端な、キリの悪いところで退勤することです。
キリがいいところで終わらせてしまうと「次何をやるんだっけ?」ってなったり「(次はあの仕事か……)めんどくさいな」ってなったりして、手が止まってしまうかもしれないので、あえて中途半端なところで切り上げることでスムーズにつづきから作業を始められる、というライフハックです。
終わりの時間を決めておいて、中途半端でもあえて切り上げることで、無駄な残業を減らすこともできるのだとか。
個人的には、結構無理してキリがいいところで〜って無意味に残業の時間がダラダラ伸びたりとか、「次何をするんだっけ?」ってなったりするので、これは結構活用できそうだなーと思います。
終わった仕事のテンプレート化
まとまった仕事は、「名前」をつけて、将来それを再利用できるようにしておきましょう。
会議資料を作ったら、日付と作ったものを記入したフォルダを作成して、そこにその時使った資料や、ウェブサイトのリンク、写真などの素材、完成したものとかを全てそのフォルダに入れておきます。
次に似たような内容の資料を作ったりするときは、その保存したアーカイブのフォルダの内容をみて、流用できるところを流用すれば作業の効率化が果たせる、ということです。
また何度も使う部分に気付いたなら、それをテンプレートとして活用すれば、さらなる高速化・効率化が図れます。
興味のあるライフハック
- 自分の脱線パターンの意識
- まとまった仕事を終わらせるたびにPCを再起動
- 睡眠の「10-3-2-1」ルール
- 「読まない」ことが読書の極意
- 「ディープワーク」
- 10万字を読んで、5000字をアウトプット
- デスクトップを「押し出しファイリング」で整理
- 持っているものを「使用中」「保管中」「装飾」で分類してそれぞれ別の場所に置く
- 片付け前に写真撮影してどういうふうに片付けるかの完成図を考える
自分の脱線パターンの意識
自分が作業から脱線して遊び始めてしまうパターンを把握して、負けパターンを遠ざけて、勝ちパターンを近づける、というやつです。
「ライフハックか?」と言われると正直疑問ですが、言いたいことはこれ以上ないほど正論だと思います。
「それがなかなかできないんだろ!」と言われたらその通りなんですが!
まとまった仕事を終わらせるたびにPCを再起動
これは、いろんなウインドウやアプリが散らかっていると、脳の認知能力を無駄にしてしまうので、ある程度作業に区切りをつけて、PCを再起動して無理やりすべてのアプリを閉じる、ということです。
Macユーザーはご存知の通り、Macの場合、再起動する前の状態を再現しようとしてしまうので、Macの場合、あらかじめすべてのアプリを閉じておく必要があります。
……それ、再起動する必要ある?
睡眠の「10-3-2-1」ルール
これは良い睡眠をとるためのルールです。って似たようなことは、睡眠の本を開くとたくさん書いてある気はしますが!
10時間前にはカフェインを控える
3時間前には食事を控える
2時間前には仕事を控える
1時間前にはPC・スマホ・タブレットを控える
というやつです。よくあるやつ。できればいいんだけど、現実的にとても厳しい(涙目)
「読まない」ことが読書の極意
本なんてそれこそ星の数ほどあるし、速読法とかを極めていくら読んだところで、この世にある本の1%も読めないよ、だから「何を読むのか」が大事なんだよ。って話です。
なんとなく思っていたことをバシッと言ってくれた感じがして、すごく好きです。
読書の極意は「何を読むのかを選ぶこと」、つまりは「何を読まないのか」に対して極めて厳格であることです。
「ディープ・ワーク」
「ディープ・ワーク」というのは集中して作業をする、ということではなくて、今の自分の実力よりも少しだけ上の問題に取り組むということです。
個人的に刺さった言葉は
いかに忙しくても、やり方がすでにわかっている仕事は本質的に成長に貢献しない「浅い」仕事なのです。
忙しいと忘れてしまいがちなことです。それに、結局、楽なので「やり方がすでにわかっている仕事」に逃げ込んでしまうという部分もあるよな、と自分を振り返って思います。
「やり方がすでにわかっている仕事」をとりあえず頑張ると、なんか達成感があって、そればかりやってしまう。
そういう自分を戒める意味でも、覚えておきたいことです。
10万字を読んで5000字をアウトプット
インプットとアウトプットの比率の話です。
結局のところ、インプットしたらその分アウトプットしないと、意味ないよって話です。
1日10万字を読むのもなかなかしんどいし、1日5000字をアウトプットするのもなかなかしんどいです。
デスクトップを押し出しファイリングで整理
これはデスクトップに作業中とアーカイブのフォルダを作って、上で書いたテンプレートのライフハックのように、作業ごとにフォルダを作っていきます。完了したものは、アーカイブのフォルダに入れていきます。
そうすると、作業中の内容と、作業完了した内容が一目でわかり、かつ、ストレージの容量を減らす際もアーカイブのフォルダをまとめて消すだけで済むので楽。というやつです。
持っているものを「使用中」「保管中」「装飾」で分けてそれぞれ別の場所に置く
部屋の荷物を現在進行形で使用しているもの、今は使ってないけどいつか使えるかもしれないから保管しているもの、部屋の飾り・装飾で分けてそれぞれを別の場所に置くことで、ものを探すのに必要な時間を減らすことができる、というライフハックです。
分けるのはまあできそうですが、それぞれ別の場所に置くってのは正直難しいなー(部屋のスペース的に)というわけで、いいアイデアだとは思いますが、実行するには至らないかなと今の所判断しています。
片付け前に写真を撮影してどんなふうに片付けるか考える
これは読んで字のごとくですね。
片付け中に写真を撮って心置きなくものを捨てられるようにはしているのですが、片付け作業前に写真を撮ってプランニングする、という考え方はなかったです。
確かに、事前にイメージができていないと、時間がかかるし、「こんなに時間をかけたのに、思ったより片付かなかったな……」ってなりやすい気がします。
事前の準備が大事、ということですね。
まずは「時間の使い方を極端にする」から実行する!
タスクシュートで、毎日の時間の使い道が自動的に記録されています。
その「時間の使い道」をあらためて見ていると、なんというか、無為な時間が多いなと思います。まったく無意味な時間ばっかり、というわけではないのですが「将来のためにつながるのか?」とか「本当に充実感が得られることをしているのか?」とか——製菓を軸に見ていくと、無駄ではないけど、こんなに時間を使うほどでもないよなってことが多いです。
僕の友人の話を上の方でしましたが、時間という資源を一極集中させたら、ものすごい成長できるんだなっていうことがわかりました。
いや、前からわかってはいたんです。でも、そこまで明確に実行できてなかった。
明確な形でわかった以上、真っ先に取り組むべきことです。
結局この本はおすすめできるのか?→答えはYES
なんか結構本に書いてあるライフハックについて書いてしまった気もしますが、これ以外にも大量のライフハックが紹介されています。
いわゆる手帳術だったり、カレンダーの活用法、書類の整理、アウトプットするときの発想法など、かなり広い範囲に本の内容は及んでいます。
なので、ここで紹介したライフハックに興味があれば、ぜひ本の方を購入して読んでみてほしいです!
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