スタバがIT企業化を目指す――ゴーストレストラン2.0を推進

in-post-ads

スターバックスが、レストラン向けのクラウドソフトウェアを開発するBrightloomという企業と提携をしました。

このBrightloomという企業が何をしているのかというと、マクドナルドなどにあるモバイル注文のアプリやシステムを開発して、それを必要とする企業に販売しています。

以前は、全自動サラダレストランを経営していましたが、あまり儲からないので、システム害虫企業になりました。

なんのために提携したのかというと、本義的には、スターバックスのモバイル注文の比率を引き上げるために提携しました。

それは本当にスタバが目指す方向性なのか?

しかし、この提携の目的はそれだけにこだわらないようです。

AWSというものをご存じでしょうか?これは、Amazon Web Serviceの略で、Amazonが提供しているクラウドサービスです。

収益という意味で、Amazonの本業って?ってなると、実は通販じゃなくてこっちだったりするぐらい儲けている事業です。

スターバックスがこの提携で目指そうとしているのは、レストランのモバイル注文における、AWSの立ち位置を得ることです。

アメリカのマクドナルド本社の収益源は実は、店舗の運営ではなくて、フランチャイズ料だったりします。

実質、マクドナルドって情報を売って儲けている会社だったりするんですよね。

レストランよりこっちのほうが儲かるらしく、マクドナルドの営業利益率はすごい数値をたたき出しています。

スターバックスも、同じようにプラットフォーム側にたって大もうけしたい!という野望があるようです。

AI/IoT化の波は次々といろんな事業を飲み込んでいきます。

乗るしかない、このビッグウェーブに!ということなんでしょう。

でも、それってスターバックスがやるべきことなのかなぁという思いが、僕の中にはあります。

客がリラックスできるサードプレイスを提供するというのが、スタバらしさだったのではないでしょうか。

レストラン業界のためのクラウドサービス、レストラン版AWSに参戦することは、スタバらしさとは矛盾しているんじゃないかなあと思います。

AWSの場合、あくまで、大量のアクセスを裁くことのできるAmazonのサーバーをクラウドサービスとして提供してみた、というものでしかなかったわけで、本業に直接つながるものだったわけです。

スターバックスはクラウドともAI/IoTともまったく無縁の企業だったわけで、泥縄で参戦しても、失敗するだけなのでは、という疑いが捨てきれません。

この話題に関しては、こまめに注視していきたいと思います。

参考:脱コーヒーの狼煙上がるーースタバが目論むレストラン版AWS「ゴーストレストラン2.0」戦略を考察する