バッハの田口さんが監修している、ツインバードの全自動コーヒーメーカー、CM-D457B/CM-D465Bの開発者へのインタビューがマイナビニュースに掲載されていました。
名機と呼ばれるツインバードの全自動コーヒーメーカー、なぜ出来た(前編)
名機と呼ばれるツインバードの全自動コーヒーメーカー、なぜ出来た(後編)
前後編に別れています。
前編は、開発がはじまって、田口護氏の監修を得るまで。
後編は、田口護氏の監修を得て、CM-D457Bが世に出て、大容量バージョンであるCM-D465Bを開発するまで。
となっています。
ざっと読みましたが、後編の方が圧倒的に面白いので、むしろ前編は読む必要ないまであります(笑)冗談です。
田口護氏の監修を得た後に、ミルをもっていったら、田口氏が想定していたよりもミルの粒度が甘くて、それを改善していったという話がちょっとすごいなと思いました。
やっぱりあのレベルだとそこまでのこだわりがあるんだなと。
僕はあんまりコーヒーミルの粒度にはこだわりはないです。ナイスカットミルの粒度ってそんなに悪くないと思ってます。……結構たまにディスられるんですけど。
ぶっちゃけ、コーヒーミルの精度を詰めるよりコーヒー豆を良くした方がよっぽど味に影響すると思ってます。もちろん、論外レベルのやつはありますけど。
なので、そこでコーヒーミルの粒度にツッコミをいれたのはすごいなと感じます。自分にこだわりがないのでなおさらそう思います。
田口氏からは「蒸らしの時間、注ぎ足す時間、抽出する時間の適切なタイミングもそれぞれ違う」という細かなアドバイスが加わった。
いや、ほんとすごいわ。マジで。
「コーヒー好きのこだわりのある方に好まれる落ち着いたデザインにしたいと思い、マットブラックを採用しました。道具とか嗜好にこだわりのある方をターゲットにした商品なので、お気に入りの豆を買ってくるところから始まって、豆の量を調整して、全自動とはいえ、ひと手間が加わらないと完成しない要素を残したくて、操作部にはあえてアナログ的なダイヤルを採用しているんです。回すとカチカチと音がしたり、スイッチ感も大事にしています。オーディオのイメージですね。前述のとおり、豆のふくらみ感とか、ぽとぽとと滴る音だとか、ハンドドリップで淹れる時と同じ味わいと楽しみを持たせるようにして、ブラックボックスですべて覆われていた従来のコーヒーメーカーとは異なり、ビジュアル的にも抜け感がある構造にしています」
これはありますねー。マットブラックで、シンプルなデザインは、本当にコーヒー好きのこだわりのある人(僕みたいなね!)には、刺さるデザインだと思います。
ある程度機能は欲しいんですけど、あんまりごちゃごちゃしていると、それはそれでダサダサなので、これはまさにベストなバランス感だと思います。いいよね、あのデザイン。
ダイアルの質感ってほんと大事です。
このツインバードの全自動コーヒーメーカーのOEMでは?と個人的に疑っている、エディオンのプライベートブランドの全自動コーヒーメーカーがあるんですが、ダイアルの質感が本当に安っぽくて、うーんって感じです。
この記事でもディスってますけど、ダイアルの質感はちょっとなーって思います。値段に見合ってないなと。そこ以外いいと思うんだけどなー。デザインも、ツインバードのほうが断然いいし……。エディオンのPBのやつは、メッキでピカピカしているところが、安っぽくてマイナスが大きいです。
さて、ここからは、3杯用で好評を得て、6杯用を開発する苦労がスタートするわけですが、それはマイナビニュースの元記事のほうでどうぞ!w
ただ単に大きくすれば良いわけじゃないっていうのは、言われてみれば当たり前だよなあ……。ただ単に大きくなっただけじゃん!とか内心思っててごめんなさい。
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