ツインバードのバッハ監修全自動コーヒーメーカーが大容量の新型機をリリース

コーヒー

以前、ツインバードが、有名自家焙煎店カフェバッハの田口護氏が監修した全自動コーヒーメーカーCM-D457Bをリリースしていました。

今回、そのカフェバッハ田口護氏監修全自動コーヒーメーカーに新型がリリースされました。

それがこの、CM-D465Bです!

前回と変わったところ

機能的に変わったのは、以前の機種では3杯までしか淹れられなかったところ、今回は6杯までいれられるようになっています。

機能的な変更はそれだけです。

「単にドリッパーのサイズが大きくなっただけでしょ?」

という声があるのはわかります。

しかし、このコーヒーメーカーはあの「田口護氏の監修」です。ただドリッパーのサイズが大きくなっただけではありません。

ドリッパーは6杯用に向けて最適な形状を再度見直して、6杯用と3杯用で別形状になっています。使い分けができるように、スタック方式になっています。

公式サイトより引用

スタック方式のドリッパー……新しい……。

お湯の注ぎ方や蒸らし方などのプログラミングも一新されています。

ミルの形状も変更されています。

公式サイトより引用

ただサイズが大きくなっただけに見えて、細かい改良が施されている。バッハの名前を冠する以上それぐらいやってもらわないとね!

メリットとデメリット

メリット

他のコーヒーメーカーにも負けない大容量(6杯)で、たくさんコーヒーが飲める。以前の機種は3杯用と、他の全自動コーヒーメーカーと比較しても少なめでした。

シンプルでかっこいいデザイン。

黒くてシンプルでシックな感じでかっこいいですよね。

カフェバッハ田口護氏監修。

コーヒーメーカーでバッハブランドはやっぱり強い。強すぎる。

デメリット

タイマーなし。

競合機種であろう、シロカのSCシリーズや無印良品の豆から淹れる~だと、タイマーがあって、指定された時間に自動的にコーヒーをいれられるようになっています。

ガラスサーバー。

シロカのSCシリーズには、ステンレスの保温サーバーがついたモデルもあり、その点では、若干劣ると言えます。全自動コーヒーメーカーでステンサーバーが欲しいのなら、シロカのSCシリーズや、この前サンコーから出た俺のバリスタなどになるでしょう。

総評

ツインバードってあまりコーヒーメーカーのイメージはないです(電気式サイフォンというネタアイテムはあるけど……)。事実、ツインバードの公式サイトにラインナップされているコーヒーメーカーは、この2台と電気式サイフォンの3機種だけです。カフェバッハ監修の2台でツインバード、逆転なるか?いや、もうかなり売れてるんだろうけど。

ハイエンドの全自動コーヒーメーカーでの一番手となるモデルなのは間違いありません。

タイマーが欲しいなら、無印かシロカSCシリーズ。

安いのが欲しいなら、シロカSCシリーズ。

ステンレスの保温サーバーが欲しいなら、シロカSCシリーズ。

機能の面で言えばライバルには一歩劣る印象もありますが、おいしいコーヒーをいれるという、コーヒーメーカー本来の目的を突き詰めたあり方は他のモデルにはないものです。

そういう意味で、ワンアンドオンリーの存在と言えるでしょう。

唯一考えたいのは、3杯用の旧モデルとの価格差ですね。6杯用CM-D465Bは、現在(2019年11月現在)ツインバード公式ストアで44000円、3杯用CM-D457Bは38500円。5500円の差があります。カカクコムで見ると、3杯用は33000円くらいで売っているところもあるので、実質1万円の差があります。

様々な部分がブラッシュアップされていることはわかりますが、用途によっては6杯もいらないので、1万円も出す必要があるのか。いや、大は小を兼ねるので、6杯用を買っておくに越したことはないんですが。

そこに価格差を見いだすかどうかですね。

個人的には安く買えるなら、3杯用の機種を拾いたいですけど。

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