USBDACで音は変わるのか?S.m.S.LのSU-9を買って試してみた【SU-9レビュー】

オーディオ

SU-9にした理由

USBDACを買おう!と思って、中華のUSBDAC、SU-9を買いました。

SU-9にした理由としては、 セールで安かったから!w

やっぱりね、安いからね。

「買う理由が値段なら買うな、買わない理由が値段なら買え」という格言はなんだかんだで正しかったと後程嫌というほど理解してしまう結果に終わったわけですが……w

それはそれとして、よりローエンドのTOPPING D10sとかにしなかった理由は、マイナーチェンジ版のD10sとかの評判って正直よくないんですよね…………。

それと、ヘッドホンアンプいらないってのもある。

音楽聴くときはほぼほぼスピーカー。

高級ヘッドホンとか興味はあるけど、買ったとして使うかと言われるとほぼほぼ使わないと思うので……。

今使っている、AirPods ProとWH-1000XM2の組み合わせに満足しているので、新しいヘッドホンを買う必要性というか、理由に乏しいんですよね。

こうしてみると、一般的な趣向からはだいぶかけ離れているなーと改めて実感します。

周りを見回してみると、ヘッドホンの方が圧倒的に人気で、スピーカーにこだわっている人って全然いないし、USBDACってヘッドホンを動かすためのもの!くらいの印象な人が多い感じがします。

プリアンプ機能というか、音量調整機能もいらないので、よりシンプルなSU-8は売り切れで、SU-8のマイナーチェンジ版SU-8sは出たばっかりで価格差が大してSU-9と変わらない……ってなると、ESSの最上位チップを積んだSU-9で良くね?という結論に達しました。

ぶっちゃけ、ESSの最上位DACチップ、ES9038PROへの興味がほぼほぼ購入理由の大半を占めます。

軽く開封レビュー

ちょっと表面の印刷が掠れているけど、なかなか立派な箱
ちょっと表面の印刷が掠れているけど、なかなか立派な箱

流石40000円弱というべきか、中華製品にしては、なかなか立派な箱で届きます。

でも安心してください。ちゃんと中華です。

せっかくの立派な箱も角が潰れている
せっかくの立派な箱も角が潰れている
信頼と実績の謎の合格証
信頼と実績の謎の合格証

パッケージ内部も割としっかりしていますが、中華製品あるあるの謎の合格証が入っていて、中華感をしっかりと醸し出しています。

中華製品はこうでなくちゃ(謎)

鉄の塊って感じでなかなか質感のいい感じ
鉄の塊って感じでなかなか質感のいい感じ

写真よりも結構質感はいい感じで、サイズの割にはずっしり重いです。

これはなかなか期待できそう。

3500円の中華アンプと組み合わせてみる——正直微妙……

まずは、3500円の中華アンプと組み合わせてみます。

ELEGIANTとかNobsoundとかいろんなブランドで同じような形のアンプが出ているアレです。

USBDAC機能を内蔵しているので、USBDAC同士で比較してみることにしました。

んー。

正直微妙

別に悪くはないんですけどね……。

感じとしては、明らかに情報量が増えている感じです。今まで聞こえなかった音が聞こえる!って感じ。

音の詳細まで聞こえるという点に関しては、今まで——というかNS-01G Pro内蔵DAC——とは比べ物にならないくらいなんですが、なんかノイズが入るという事態が発生。

ケーブルが悪いのか、DACが悪いのか、3500円の中華アンプNS-01G Proが悪いのか判別がつかないという状況……って、原因は明らかですね。

どうにも、USBDACの性能に中華アンプの性能が追いついてない!って感じです。

流石に値段差10倍以上は無理があったか。

Denonのドルビーアトモス対応AVアンプAVR-X1700Hにつないで試してみる。

というわけで、そのあと、ゲーミングデスクのサラウンド用にDenonのドルビーアトモス対応の最新鋭AVアンプ、AVR-X1700Hを購入したので、そちらでも試してみることに。

うん。

すごく良くなりました。

やっぱり、3500円の激安中華アンプでは40000円の中華USBDACの性能を発揮するのは無理があったようです。

AVR-X1700Hの内蔵DACと比較してみる。

一応経路としてはこんな感じ。

NAS→AVR-X1700H→スピーカー

Mac→SU-9(XLR出力)→AVR-X1700H→スピーカー

という感じで比較してみることにします。

SU-9からAVR-X1700Hの間は、中華製のXLR-RCAの変換ケーブルで接続します。

再生したのは、e-onkyoで買ってきた24bit/96kHzのデレステの曲です。

一応色々流しました。全部デレステの曲だけど。

大して変わらなくない?

え、マジで、なんで?

聴き比べてみると、SU-9の方が音のディテールが細かい気がします。

でも、価格差を正当化できるほどかって言われるとうーんだし、コメントに困る感じの差があります。

これは、AVR-X1700Hがすごいのか、SU-9がすごいのか、はたまたUSBDACが最終的にスピーカーから出る音に与える影響はそんなに大きくないのか。

コメントに困りますね。

正直失敗だったなあと改めて思う。というか、僕の耳が追いつかない説が正直ある

購入して試した結果としては、うーん、正直失敗だったなと。

そうはいっても、AVR-X1700HへHDMIを使わずに音声を出力する手段は必要なので(ステレオ用のアンプを買うまでは)、そういう意味で完全に無駄にはなってないのですが、ぶっちゃけ、これくらいの差ならもっと安いDACでよかっただろ感はあります。

ただ、世間の評価を見るとかなりいい感じで高い評価をつけているので、僕の耳が追いついてない可能性は正直あります。

オーディオ初心者の身には、このクラスのUSBDACを使い切ることは無理だったか……。

すぐに手放すか、それともちょっと使い込んでみるかは考えます。

どちらにしろ、ステレオ用アンプを買うまでは使うんですけど。なんなら、ステレオ用アンプにつないで使えばいいので、これからの発展性を考えれば完全に無駄ではないのです(苦しい)

音量調節の機能があるので、いっそパワーアンプと合わせてみるのも面白いかもしれないなーと考えてます。

TEACのAP-505とか。

まあ、実のところ、この記事を書き上がった時点で、次のアンプを買っちゃったんだけどね⭐︎

うーん、どれだけレビュー記事の執筆をサボっていたのか……。そして、次に買ったアンプはUSBDAC内蔵なので、SU-9の出番は正直ないという……。

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