【1年以上使ったので】Synology NoteStationをレビューする!

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Synology NoteStation……。

Synology製のNASがあると使える、Evernoteライクなノートアプリです。

Evernoteが有料になってしまって、かなりのユーザー離れが起こった時に、このNoteStationをEvernote代替として進める声がありました。

それとはまったく関係なく(笑)Synology製のNASを導入したので、そのときから今に至るまで、2年近く使ってきたので、レビュー記事を書いていこうと思います。

なぜこの記事を書こうと思ったのか

NoteStationアプリに関する情報があまりにも少なくて、NoteStationって実際どうよ?というユーザー予備軍の人にとって参考になる情報がないからです。

IT関係のニュースサイトで、SynologyのNASを取り上げるときに、おまけ程度に触れられることがありますが、実際の使い心地とかに絞った記事が一つもない!

Synology製NASについて書いているブログはいっぱいあっても、NoteStationの使い勝手についてメインで触れている記事がない!(今はあるかも)

というわけで、だれも書いてないなら自分で書いてしまえと需要があるのかないのかわからないけど、書いてしまいます。

SynologyNoteStationにできることとできないこと

Evernoteにできることは大体NoteStationでもできます。

ただ、PDFをアップロードしてOCRで検索、とかはできません。

そのような高度な機能を除けば、Evernote≒NoteStationと思ってもらって構いません。

正直欠点が多すぎる……!

……のですが。

長い間使っていると、いろいろなところで欠点が目に付いてしょうがないです。

その辺について触れている情報が少ないんじゃないかと思ったのも、この記事を書いた理由の一つです。

その前に使用環境について書いておきます。

使っているNASはDS218jで、HDDはWD Redの2TBを2台、RAID1(ミラーリング)で使用しています。

クライアントとなるPCは、LIFEBOOK UH WU3/C3とGPD Pocket2。

スペックは、UHがi5-8550Uにメモリ8GB、SSD、接続はWiFiとギガビットイーサ、GPD Pocket2がCore m3-7Y30にメモリ8GB、接続はUHと同じ。

いくらなんでもWindowsクライアントが遅すぎる!

SynologyNoteStationは基本的にブラウザの管理画面上で使うウェブアプリですが、各OS用にクライアントがあります。

その中で、WindowsとiOSのクライアントを使っています。

Windowsクライアントが本当に異常に重い!

まず同期が遅い。

同期ボタンをおすと、たいていの場合、数十秒またされます。どんなに些細な変更――どころか変更がなくても。

何も使っていなくても、突然読み込み中という表示がでて操作不能になることもあります。

また、同期が永遠に終わらない、という症状がでることがあります。

Synologyの公式フォーラム(英語)を見たところ、リンク解除(ローカルに保存されているノートがすべて削除されてもう一度ログイン情報をいれるところからやりなおし)すると治るようです。また、個人的に試したところ、クライアントを再インストールすると治ること も あります。

たかがノートアプリなのに一体どんなスペックを求めているんだ……と思ったこともありました。

でも、Webでログインしてやってみると、すべての操作が一瞬でおわって同期ができないという症状も起きないので、Windowsクライアント側の問題である可能性が高いです。

Windowsクライアントが悪いなら、常にWebブラウザで管理画面にログインして使えば……という話なのですが、ブラウザ起動→Quickconnect→ログイン→アプリメニューからNoteStationを選択→NoteStationを最大化→という手順で作業することになるので、使い始めるまでが遅いアンドめんどくさい。

一方、iOSクライアントのほうはよくできていて、それなりに使い勝手良好です。

この違いはなんなんだ……。

同期のコンフリクトで書いた内容が消えるんだけど!

例えばですが、

外出先でスマホで書いて同期→書く前に同期せずにPCで書いて同期→スマホで同期

とした場合、Evernoteだと、コンフリクトがあったよ!と表示されて、スマホで書いた文章とPCで書いた文章が並列して記載されています。(……のはずです)

一方NoteStationだとどうなるのかというと、スマホで書いた分がすべて消えます!

コンフリクトがあった場合、最後に記入されたクライアントの内容が同期されて、それ以外のクライアントの内容はすべて消えます。

書きかけのノートがあったとして

PCで書いたけど同期を忘れる→スマホで大量に書いて同期→同期を忘れていたのでPCで同期しておく

とすると、スマホで大量に書いた文章がすべて消えて、PCで書いた分だけが残って呆然とすることになります。

というか初めて遭遇した時は頭おかしくなりそうだった(実話)

とくにスマホアプリの場合、明示的にアプリを終了しないと起動しっぱなしなので、同じノートをPC→スマホ→PC→スマホ……と書いていくと、途中でどっかで内容が消える。

やっぱり使い勝手ではEvernoteにはかなわない

大きなところではこの二つですが、細かな使い勝手では本当にEvernoteはよくできてるんだなって思います。

同じようなことができるアプリですが、SynologyのNASをもっていても、EvernoteなりOneNoteなりGoogleKeepなりを使い続けたほうがいいなって思います。OneNoteもGoogleKeepも使ったことはないですけどね!

NoteStationアプリがいいところは、Evernoteと違い、容量無制限で使えることぐらいでしょうか。って自分のNASなんだから当たり前なんですけど。

それも、Windowsクライアントの頭おかしい動作スピードのせいで台無しだけどね!マジで同期遅すぎるんだよ。せめてiOS版ぐらいのスピードだったら……というかiOS版ぐらいの出来ぐらいにしてくれよ、マジで。