驚異の超性能!――でもAppleSiliconMacに買い換えない理由

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はいみなさんこんにちは。ゆーへいです。

みなさんは、Apple M1搭載Mac買いました?え?買った?うらやましい!!

最近IntelMac買ったばっかりなのに、ひどいよって?

僕もです!!

僕も10月にIntel版Mac miniを買いました!!

Apple M1 Macのレビュー記事をあちこちで読んで、リアルガチで後悔しましたよ!

でも、買い換えないことにしました。

その理由を、なぜIntel Macを買ったのかというところから説明していきたいと思います。

Apple Siliconが出るまで待ってればよかったのに!! って思いましたよね?最近IntelMac買った僕の同胞たちよ。

しかし、買い替えを考えた結果、僕は一つの結論に到達したのです。

むしろ逆だと。そう、逆に今は時期が悪いっ!

早まって、出た当初に買わないことが正解っ!少なくとも最近IntelMac買った人にとっては!

なぜなら、これから、Apple Siliconを使った、もっとガチのやつが出てくるからです。

そう、今Apple Siliconに飛びつかなかったことによって、もっとヤバいやつを買うチャンスを得たのですよ!

M1 Macが出るまで待っていればよかったって?逆に考えるんだ。むしろこれからAppleが本気出したApple Silicon Macが買えるって考えるんだってことです。

あえてApple Silicon Mac発売直前にIntel Macを買った理由

なんで、Mac miniにしたかというと、理由は3つあります。

あのとき、リーカーとかが言っていたのは、Apple Silicon Mac第一弾はMacbookになる。それも12インチのがでるって情報でした。

ラップトップならデスクトップPCとは棲み分けられるなっていう考えがあったわけです。

次に性能です。

ARM版SurfaceのCeleronよりマシだけど、Core iシリーズには一歩劣る性能を考えると、Apple Siliconもそこまでものすごい性能というわけではないのかなという考えでした。

まあ所詮、タブレットとかスマホ向けのCPUをちょこちょこ改善した程度でしょ、みたいな。ワットパフォーマンスはすごいんだろうけど、ピークパフォーマンスはそこまで高くはないのでは?っていう考えがあったからです。

最後に安定性です。

やっぱり初物、深刻なバグとかですごく不安定になるのではないか。

ARM版Windowsのx86エミュレーションを考えると、Intel版Macのアプリが動く(動くとはいっていない)みたいな、動いてもすごく遅かったり、何か操作するとすぐ落ちたりして不安定なのではないか。

という疑いが頭から離れず、Apple Silicon Mac待ちを避けたわけです。

なのに、出たのはMacbook AirとMacbook ProとMac mini!

そして、驚異のスーパーパフォーマンス!!

エミュレーションなのにIntel版より早いとかいう意☆味☆不☆明な事態!

どうなってんだよ!!と言わざるを得ません。

性能が物凄すぎて、買い換えたい……!すごく、買い換えたい…………!

さて、その頭おかしい性能ぶりはこんな具合だそうです。

Mac Benchmarks - Geekbench

このグラフをみると、Intel Core i9-10910搭載のiMacやCore i9-9900K搭載のiMacよりも1.5倍くらい速いことになります。

Core i9-10910はTDP95Wで、Core i9-9900KもTDP95Wです。

最近のIntelCPUは普通に使うと、スペック上のTDPよりも電力を馬鹿食いするのですが、それは考慮に入れないことにしましょう。

さて、Apple M1のTDPはというと……10Wないし15Wとのことです。

「えぇ……」ってなりますよね?なりますよね!?

M1チップの詳細データ、Geekbench 5スコアをCPU-Monkeyが掲載 - iPhone Mania
  CPUデータベースサイトCPU-Monkeyが、Apple M1チップの詳細データを掲載しました。CPU-Monkeyの情報が正しければ、M1チップの構成は先日報告されたA14X Bionicと多くの部分が共通するようです。 Apple M1チップの詳細データ

ここによると、AppleM1の性能はRyzen 9 5900に匹敵するらしいです。

一方で、TigerLakeのIntel 第11世代Coreより3割ぐらい速い程度とするベンチマーク結果もあるようです。

【笠原一輝のユビキタス情報局】 Apple M1の実力を最新世代のIntel/AMD CPUと比較。M1が両者を大きく上回る結果に
 ArmベースのSoCとなるApple「M1」を搭載したMacBook Pro、MacBook Airなどが発売された。筆者もM1の13インチMacBook Proを入手したので、その実機を利用してさまざまな考察をお届けしていきたい。

まあぶっちゃけCore i9-9900Kや10910より速い!っていう結果をみて感覚が麻痺しているだけで、Tiger Lakeより1.3倍くらい速い上に、TDP10Wって頭おかしい性能ですからね。

肝心の互換性は
https://doesitarm.com/
このサイトをみるとわかります。

これをみると、この記事を書いている時点で、6割近いアプリがARMネイティブ動作して、3割がRosetta2のトランスコード動作が可能となってます。ほとんどすべてのアプリが動作するっていうのは、もう問題ないのでは……?って感じです。

各地のレビューを読めば読むほど、今使っているIntel Mac miniがショボくてショボくてどうしようもない存在に思えてしょうがなかったです。なにしろ、M1 Mac miniは1万円安いですしね……。

そんなわけで、買い換えようかと思った次第です。

買い換えない理由――他にやることあるし、もっとすごいのが出てきそうだから

でも買い換えるのはやめました。

理由はもちろんあります。

一つは、出来ることそれ自体は今と大して変わらないこと。

速度が速くなっただけで、その上で動くアプリはなんら変わりません。いやiOSアプリが動くようになりましたが、それは置いておきます。

ただ動作が速くなっただけです。
それですら、今はテキストとブラウジングがメインなので、速くなったところで感があります。

二つ目はそんなことよりもっとコストを割くべきところがあることです。

ぶっちゃけ、今と出来ることが大して変わるわけではないパソコンに買い換えるくらいなら、そのお金でコーヒーミルや旅行に行ったり(コロナがおさまったら)、新しい趣味を始めてみたり、部屋の模様替えに使った方が有意義だなと感じるようになりました。

そもそも、パソコンにしてもiPadを買う方がよっぽどいいのでは?という疑念が捨てきれません。

iPad Air + Magic Keyboardなりそういうのが欲しいです。

つまり、パソコン買うにしても、MacよりiPad、そもそもパソコン買うよりもっと他に使い道があるんだから、Mac買い換えてる余裕なんてねぇ!ということです。

三つ目はこれからもっとやべぇMacが出るのは間違いないってことです。

確かにApple M1の性能はやべぇです。やばすぎます。

でもApple M1を除けば、デザイン含めほとんど何も今までと変わってません。

Apple Silicon初登場ということで、挑戦的なモデルを出すことを避けたのかも知れませんが、そのことを考えると、もっとものすごいモデルが出てくると考えるのが自然だからです。

今のApple Silicon Macに足りないもの

タッチパネル

最新のMac OS BigSurはかなりいろいろな部分で、iPad OSに近づいていることが動画などから見て取れます(まだBigSurにアップデートしてないです)。

BigSurを搭載したApple Silicon MacはiOS/iPadOSのアプリをそのまま動かすことが出来ます。

しかし、現状、iOS/iPad OSのアプリを動かすに当たっての最大の障害があります。

それはMacにはタッチパネルがないということです。

もちろん、マウスクリックはできますが、それだけではタッチに最適化されたiOS/iPad OSのアプリを動かすのに十分ではないでしょう。

MacとiPadが融合、共存、言葉はなんでもいいですが、一つの線上に並ぶプロダクトになるのならば、タッチパネルの搭載は必須になるはずです。

そう、そこがはっきりしないタイミングでM1 Macを買うのは時期が悪いのです!!(自己暗示)

Apple Pencil対応

これは勝手に僕が対応してほしいなーって思ってるだけなんですけどね。

たとえば、噂がある24インチ/32インチiMacがApple Pencil対応になって、巨大なペンタブとして使えるのなら――ちょうどMicrosoftが出しているSurface Studioのように――かなり売れると思いません?

イラストレーターとかがほしがりそうじゃないですか。ペンタブいらないし。

イラストレーターとか以外にも、iPadにあるApple Pencilを活用した手描きノートアプリとかが巨大なiMacのディスプレイ上で使えたら、すごくクリエイティビティを刺激しそうです。

もしかしたらこれから「ぼくがかんがえたさいきょうのiMac」みたいなデバイスが出てくる可能性があるわけで、今M1 Macminiを買うのは時期が悪いと言えるのではないでしょうか!!(強めの自己暗示)

MiniLEDディスプレイ搭載

有機EL並の画質を誇るらしいミニLED液晶ディスプレイ搭載のMacbook Proの噂があちこちのリーカーが言ってますね。

来年初頭に出るとかなんとか。あと半年しかありません。

今のApple M1のMacbookは液晶は今までと大して変わらないわけです。それを考えると、半年待つだけで、さらに高画質のディスプレイが手に入るわけで、むしろ今は時期が悪い!と言ってもいいのではないでしょうか!!(必死の自己暗示)

拡張性

Apple M1は拡張性を犠牲にして、というか電気的にコンパクトにまとめることによって高性能を実現したSoCのようです。

その辺の半導体技術のことはオタクレベルでしか理解してないので、詳しい言及は避けますが

今のM1にある、メモリ16GB、Thunderbolt3×2、eGPU非対応という制限はなんともしがたいものがあります。

Apple M1のグラフィック性能は内蔵グラフィックとしては革命的な高性能ですが、それでもGeForce GTX1050Ti程度の性能のようです。

Proモデルを名乗るには、やっぱりeGPUないしもっと高性能なGPUがいるのでは?と思います。

とすると、eGPUに対応したりdGPUを別途搭載したモデルがでる可能性は高いように思います。

今のM1 Macは外部SSDのアクセスが遅いとか遅くないとかいう話が出ており、そのところの改善が進んでない段階でM1 Macを買うのは時期尚早と言わざるを得ないのです!!(狂気の自己暗示)

確かにすごいけど……すぐすぐどうこうというわけではない

Apple Silicon Mac確かにすごいです。

すごいけど、もっとすごいのがでると思いますし、最近買ったばかりなら、すぐすぐ飛びつく必要もないと思います。

革命的なモデルだとは思いますけどね。

本当に今必要なのかどうか、一度冷静になって考えようぜ

あ、それからもう一つ

ちゃんと900gの12インチMacbook出して

Thinkpad X1 Nanoが13インチで悲しい思いをしているんだからさー頼むよー

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