こんなタイトルですが、オカルト雑誌みたいに、滅亡の予言みたいな話ではないです。
働きたくても働けなくなる時が来る
今までここで書いてきたのか書いてこなかったのかイマイチ思い出せませんが、僕はある難病を患っています。
その病気について、ここでは深く述べません。
述べませんが、今のところ、ちゃんと社会生活を送れています。なんとか正社員として働いているわけです。
働いていると、ふと思うわけなんですよね。
一体いつまで正社員で働けるのだろうか?と。
現状、病状が悪化して、正社員で働けなくなったとすると、経済的破綻一直線です。
それを「破滅の刻」と呼んでるんですね。ええ、MtGネタです。はい。
言い換えると、セミリタイアしたくなくても、せざるを得ない状態が訪れたときどうすればいいのか?
今やっている備え
株への投資
今のところほぼ唯一のその状況への備えは株式への投資です。
具体的には、米国株ETFヴァンガード増配株式(VIG)と積立NISAでのeMaxisSlim全世界株式インデックス、東証上場のJ-REIT ETFへ投資しています。
VYM(ヴァンガード米国高配当株式ETF)ではなくVIGを選んだのは、不況とかになった時に減配する幅はVYMよりもVIGの方が小さいんじゃないかなーという理由です。追加資金が積みませなくなったら、投資先企業の増配に期待するしか、配当金を増やす方法ないですから。その点も考えると、単純な高配当株式ETFより増配株式ETFの方が配当利回りが悪くても長期的に見ると有利なんじゃないかなーという考えがあってのことです。
イメージ的には、VIGとJ-REITの配当金で生活して、追加の医療費が必要になったら、全世界株式インデックスを取り崩す、と言った感じです。
VIGとJ-REITの配当金両方合わせても月に3000円くらいなので、夢のまた夢ですが。
どんな備えを追加していくべきか?
資格を取る
正社員で働けなくなった場合、非正規雇用で働くことになると思います。
派遣社員とか、パートとかバイトとか。
要するに、身体というか病状が比較的落ち着いてるときは働いて、苦しくなったら休む。みたいなローテですね。
生活を考えれば、その時に得る給料はなるべく高いほうがいいです。
なんとか時給を上げたい。
そのために大事なのは、資格とかがあることかなあと思います。それから、資格があれば、再就職も比較的容易なんじゃないかなーと。
収入の多極化
自分で労働したり、配当を得たり以外の収入が得られればそれに越したことはないのかなーとは思うのですが、じゃあどうやって収入を得ればいいのかという点に関してはまったく良さそうな手が思いつかないんですよね。
副業的な何かとかそういうのを考えるべきなんでしょうかね。
収入源がいっぱいあれば安定する!みたいな言説は色々とあちこちで聞こえて来ますが、じゃあ具体的にどうすればいいのか?ってなると、情報商材とか怪しい香りがするアレコレしかなくて、正直うーん感はあります。
これはとりあえず保留にするしかないですね。
就労不能保険に入る
そういえば、全然その存在に思い至らなかったのですが、世間には「就労不能保険」という病気とかで働けなくなった場合、ある程度の期間収入とかを補償してくれる保険があるようですね。
多分、民間の就労不能保険というのは、怪我とかで1年、2年程度働けなくなる、ぐらいの状況を想定しているので、僕のような難病を患っている人間の病状が悪化して、フルタイムで働くのが難しくなる、みたいな状況は想定してないか、とも思いますが、対策の一つとして有効なものもあるのかも知れないので、その辺も考慮していくといいのかなーと思わないでもないです。
もう少しその辺調べてみて、検討した方がいいのかなあ……。
生活習慣に気をつけて、病気の進行を遅くする
気をつけてなんとかなるものなのかは正直よくわからないのですが、食事とかも今は全然気を使ってないので、その辺に注意を払うことで、体を健康に保つことができるのかなあと思わないでもないです。
健康な生活を送るに越したことはないのは確かでしょう。
結論:セミリタイアを直接考えていなくても、セミリタイアの準備を進めるべき!
僕自身は以前のFIREについての記事にも書きましたが、そんなに真剣にFIREしたい!ということは考えてはいないのですが、FIREするかどうかは置いておいて、FIREができるような状況を作ることは大事だなーと思います。
改めて、身体の状況を考えると、僕は大体いつも体調が悪いので!(病院へ行け——いや行ってるけど)
正直職場で働いている時は、楽しい、とかやりがいがある、とかよりも、辛いしんどいということの方が多いのですが、一方で、身体が元気で働けるということ自体はすごくいいことというか、感謝すべきことなんだろうなとは思います。
いつまでもあると思うな、親と健康。
仕事は嫌だけど、健康に働けるということにはしっかりと感謝をして、1日1日しっかりと頑張っていきたいと思います。


