工具メーカーのマキタからコーヒーメーカーが出る、という話

コーヒー
公式サイトより引用

電動工具で有名な工具メーカーのマキタから、コーヒーメーカーが出るようです。

コーヒーメーカーといっても、電気を使わない、エアロプレスとかのようなものではなく、ちゃんと電気でお湯をわかして、抽出するちゃんとしたコーヒーメーカーです。

充電式コーヒーメーカーCM500DZ

公式サイトより引用

こいつの特徴は、マキタの電動工具を動かすためのリチウムイオンバッテリーで駆動できるということが最大のポイント。

メーカーであるマキタとしては、作業現場でコーヒーをいれるのを想定しているようです。

「需要あるのか?」という突っ込みをしてしまうのは、避けられないところではあります(笑)

主な特徴としてはこんな感じでしょうか

  • 工具用バッテリー駆動
  • 水タンク容量150ml
  • 約900gの軽量コンパクトボディ
  • メッシュフィルター

こうしてみると、アウトドア用に最適ですね。

とはいえ、ミル機能はないので、別途ミルが必要です。

軽量コンパクトボディという特徴を生かすなら、アウトドア用の小型軽量ミルがいいと思います。

ポーレックスのセラミックミルとかですね。

電動ミルとかだと、小型軽量というこのコーヒーメーカーの特徴が損なわれると思うので。

充電器とバッテリーは別売りです。とはいえ、バッテリーは、マキタの電動工具で使うバッテリーがそのまま使えるので、マキタの電動工具をいっぱい持っている人、愛用している人だと、バッテリー駆動には困らないでしょうね。

マキタのリチウムイオンバッテリーで駆動する電動工具は、インパクトドライバーや、インパクトレンチ、ドリルだけでなく、タッカー(ごついホッチキスみたいなのを打ち込む機械)や電動のこぎり、はては草刈り機や掃除機、扇風機、ラジオなんてものもあったりするので、マキタのバッテリーシリーズで生活してみるのも楽しいかも知れません。

ちなみに、このマキタのリチウムイオンバッテリーと充電器、じつはすごく高いです。

バッテリー一つ13000円(記事執筆時のAmazon価格)で、充電器は7000円します。

本体が6900円(サイズを考慮しても機能を考慮するとかなり高い)なので、バッテリーと充電器だけで、本体が3つぐらい変えるお値段です。

Amazonなどで互換バッテリーが安く売っているので、基本的には互換バッテリーを使うようにした方がいいかもしれませんね。

水タンクの容量は150mlとのことで、これは本当にコーヒーカップ一杯分しか抽出できません。

本当に作業の合間に1杯、という感じですね。

メッシュフィルターは、個人的にはちょっとどうかなーと思います。

作業場や作業の合間だと、ペーパーフィルターを用意する必要があるとはいえ、ペーパーのほうが掃除が楽なのでは?と思います。

メッシュフィルターは再利用が容易ですが、メッシュのほうに粉がこびりついて、なかなかうまくきれいするのは結構大変だと思います。

ペーパーなら、ペーパーごとゴミ箱へポイすればいいだけですからね。

メッシュフィルターそのものもなんだか、ちょっと耐久性がなさそうで、「うーん」っていうのが正直な感想です。なんとかペーパーと併用とかにできなかったのかなぁ。

総評すると、バッテリー駆動しないなら、安くて小さい1人用のコーヒーメーカーを買ってきた方が遙かにおすすめ、といったところですね。

単純にAC100Vで駆動する1人用のコーヒーメーカーなら1000円ぐらいから買えますから。

これがあると楽しそうな瞬間

車でロングドライブをした先、山や海といった自然の中で、充電したバッテリーからコーヒーを抽出、とか。

家でのDIY中に、一休みでコーヒーブレイク、とか。

楽しそうですよね。なんかちょっと無理がある気もするけど。

DIY、アウトドアが趣味なら、これがあるといいかなーという瞬間は結構あるのでは、と思います。

とはいえ、DIYの合間でもAC100V駆動の安い1人用コーヒーメーカーのほうが遙かにコストパフォーマンスはいいです。そっちだとペーパーが使えるのもありますしね。

このコーヒーメーカーがおすすめの人

  • 電動工具が好きで、マキタの工具やバッテリーをたくさん持っている
  • アウトドアに最適なコーヒーメーカーを探している
  • メッシュフィルターの味作りが好き

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