クラウドノートアプリ?のNotionを使ってみての感想——うーんなんか微妙、かも?

スマホ/PC/ガジェット

いろいろなクラウドノートアプリを使ってきて、なるべく無料の範囲でなんとかしたいなーと試行錯誤した結果、GoogleKeep +Synology Note Stationの組み合わせに落ち着きました。

しかし、個人的に不便な点も感じていました。

そんなときにNotionというサービスを知ったので、試しに使ってみています。

1〜2週間ぐらい使ってみた時点での感想を書いてみたいと思います。

Notionにたどり着くまでのノートアプリ難民っぷり

まずは信頼と実績のEvernoteからスタート

まず最初に使い始めたのはEvernoteです。

Evernoteは無料では2端末までしか使えなくなりましたが、そのタイミングで使うのをやめました。

もちろん、無料で使える範囲がかなり限定的になったことがEvernoteを使うのをやめた最大の理由なのですが、他にも理由はもちろんあります。

  • 同期があまりにも遅い
  • 長く使っているとタグやノートブックがごちゃごちゃしてきてどこに何があるのかピンとこなくなる(検索しろよ)
  • アプリごとで操作感が統一されてない
  • アプリの出来がイマイチ

と言った理由です。

個人的に一番クリティカルだったのは同期が遅いことですね。

同期が遅い!アプリも重い!

機能は文句なかったんだけどねえ……。

次にSynology NASに付属しているアプリNote Stationに

さてEvernoteは有料じゃないとろくに使えなくなってしまいました。(2端末までなら普通に使えるけど、この時点ですらiPad、Androidスマホ、iPhone、デスクトップPC、ノートPCとデバイスがたくさんあったので事実上使い物にならなかった)

このときには、SynologyのNASを導入し始めていたので、付属のEvernoteライクなノートアプリ、Note Stationを使ってみることに。

しばらくはNote Stationを愛用していたのですが、これはこれで問題が……。

そこは以前記事にしました。

まとめると

  • Windowsアプリの出来がクソ
  • 同期がアプリからだと異常に遅くなる
  • コンフリクトの問題

などです。

アプリの出来がとにかく悪い!

ブラウザからNASにログインして管理画面からNote Stationアプリを起動させれば動作が俊敏になるのですが、めんどくさすぎる!

何かあるたびにブラウザ、ログイン、管理画面と行くのは時間がかかりすぎます……。

GoogleKeepを導入してみるが初日で重大な欠点に気付く

しかし、ノートアプリにお金は払いたくない……というわけで、無料で使えるノートアプリを探してその結果、GoogleのGoogle Keepにたどり着きました。

動作はブラウザから使う分には十分に俊敏です。

(iPhoneアプリからだと時折遅くなる)

しかし初日で欠点に気づきました。欠点、というのは正しくないですね。僕が使いたい使い方と、GoogleがKeepで使って欲しい使い方が乖離していた、という方が正しいです。

多分、GoogleはGoogle Keepをクラウド付箋紙みたいな使い方をして欲しいんでしょう。

小さなメモをたくさん集めて、それを並べ替えたり抽出したりして生産性を高めて欲しいというような感じです。

つまり、致命的なまでに長文執筆に向いていないという欠点が。

あと、Note StationでもEvernoteでもWebクリップ機能を多用していたので、Keepにはそれがないのでそこもうーんと言ったところですね。

最終的な結論はGoogleKeepとNote Stationの併用

そんなわけで、WebクリップはNoteStationに、メモはGoogle Keepに、メモがある程度たまったら、内容をまとめてNoteStationに、という使い分けをすることになりました。

細切れの時間で頻繁に書くのならともかく、ある程度まとまった作業時間をとってまとめて書くのであれば、ブラウザでログインする面倒くささはカバーできます。(すべてのメモをこれでやるのはごめんだけど……)

Notionを使ってみたよ

というわけで、無料で使えるらしいのでNotionを使ってみようと思い立ちました。

Googleアカウントでサインインします。

使い始めるまでは手早くていいですよね。

使い初めて最初に直面した難題——使い方がさっぱりわからない!

いやマジでどう使えばいいのかさっぱり皆目見当もつかないんですよね。

この手のノートアプリだと全く使い方がわからないなんてことはないんですが、マジで何をどう使えばいいのかわかりませんでした。

前後英語表記なのも原因かもしれませんが、Google翻訳とかもかけましたし、解説サイトとかも事前にある程度読み込んでいたのですが、よくわかりませんでした。

参考にしたサイト

使っているうちにだんだんと使い方がわかってきた!

とは言え、参考にしたサイトも読んでいるだけだと、イマイチピンとこないと言うか、わかっているつもりでもわかってなかったんですよね。

まあ正直今もよくわかってないんだけど。

ただ、参考にしたサイトに書いてあるテキストというか、シートというか、そう言うものを実際にNotionのサイト上で手を動かして作ってみると、こう言う風に使えばいいのかって言うのがだんだんと少しずつわかってきます。

なんにせよ実際に手を動かさないと理解が進まないってことですね!

ここがいいなあと思ったところ

個人的にすごいな、いいなと思ったのは、Webクリップ機能ですねー。

いや、そんなん、EvernoteにもそれこそNote Stationにもあるやん!と言われたら全く否定できないんですけど、NotionのWebクリップ機能がすごいのは、動作が凄まじく早いということなんですよね。

EvernoteのWebクリップ、動作としては特に問題はなかったんですけど、Evernote側のサーバーの問題なのか、ブラウザのエクステンションでクリップボタンをしても、かなり待たされるんですよね。一個ならまあいいんですが、幾つもクリップしたサイトがアル場合、かなり時間を食われることを覚悟しないといけないくらい動作が重いです。

もちろん、Evernoteを使っていたのはだいぶ前なので今は改善されているかもしれませんが……。

Note StationのWebクリップに至っては、まともに動作しません。は!?と思うかもしれませんが、まじです。動作が異常に重く——さっきEvernoteのWebクリップは重いと言いましたが、それを遥かに超える重さ——しかも、時折クリップに失敗します。

待たされるだけ待たされてクリップが失敗した日にはストレス爆発です。

一方NotionのWebクリップ機能は瞬時とは言いませんが、ほぼほぼ待たされることなくクリップが完了します。

今までのWebクリップ機能の重さを知っているとちょっと感動するレベルです。

今のところ、Notionを使ってみて「すげー!」と思ったのはこれくらいです(暴言)

悪くはないんだけど…………

使ってみて思ったのは機能が多すぎてしんどいんですよね。直感的じゃないと言うか。

こういうこともできる、ああいうこともできる、みたいに目移り、と表現するとなんか変なのはわかります。

どう説明したらいいのかな……。

「あれもできるんだ」「こういう使い方もできそう」となって、最初に何をしたかったのか、何が目的だったのか、ということを忘れてしまうんですよね。

何か目的があって、それを実現するためにツールを使いこなす、のが本来あるべき姿なのに、ツールの機能があって、それで実現できる目的を探してしまうんですよね。

多機能すぎるツールって常にこういう問題があると思います。

それでもNotionを使い続ける

Notionって学習曲線が長いというか、ある程度長い間いろいろ試行錯誤しながら使っていくと手に馴染んでくるようなツールだと思うので、もうしばらく使っていこうと思います。

何よりただで使えるからね!(そこが最大の使い続ける理由)

まあ使えねぇわこれってなったらまた別の何かに手を出そうかと思います。

無料で使える範疇で何か探します

コメント