このプロジェクトページ公開に並行して、製品体験会というのがあったらしく、そのレポートがここにあります。
コカ・コーラ、喫茶店の味わいを目指したコーヒーメーカー「&Drip」
&Dripの特徴は、コーヒー豆、フィルター、ドリッパーが専用の特殊カプセルに詰め込まれており、ボタン1つで淹れられる点。このドリップについて、日本コカ・コーラは「ドリップイノベーション」と呼ぶ。
とのことで、構造としては、UCCのドリップポッドに近いもののようです。
また、水タンクの代わりにペットボトルのミネラルウォーターいろはすも使用可能ということで、500mlのいろはすをケースでおいておけば、めんどくさい給水作業を簡略化できそうで、そこはすごく便利だと思います。
メリットデメリットをまとめてみる
メリット
- ドリップ方式で日本人好みの味を出せる
- 水タンクの代わりにいろはすを使えるので給水作業を簡略化できる
- デザインがすごくかっこいい
デメリット
- カプセル式に共通する、コストパフォーマンスがイマイチよくないという問題
- 清掃の目安が5杯に1回と他の機種に比べて頻度が多い
- カプセルの入手性がどうなるかまだわからない
とはいえ、カプセルの入手性については、製造元が大手のコカ・コーラということもあり、それなりの態勢を整えてくるであろうことは疑いの余地はありません。
競合機種と比べてどうなのか?
競合機種は、キューリグ、UCCドリップポッド、ネスプレッソとなります。
対キューリグでは、カプセルの種類で劣ります。デザインは好みがあるとは思いますが、&Dripのほうが一般受けすると思います。また、ドリップ方式とのことで、日本人好みの味なのは間違いなく&Dripでしょう。
対ドリップポッドは出ている情報だけを見ると、ほぼ同等の性能と思われますが、やはりカプセルの種類が少ない分、不利に感じます。
対ネスプレッソでは、すべての要素でネスプレッソが上回っています。ただ1点、ドリップ方式という違いがあり、エスプレッソはあまり好きじゃないということであれば、&Dripに軍配が上がります。
とはいえ、個人的おすすめはネスプレッソですけどね!
コカ・コーラのうごき――コーヒー市場はまだまだ伸びる?
国内のコーヒー市場は、コンビニコーヒー、カプセル式コーヒー、ブルーボトルコーヒーなどのサードウェーブの流行を受け、伸び続けている市場であると説明した。
とのことで、コカ・コーラはイギリスでもコーヒーチェーンのコスタを買収していて、世界的にコーヒーに力をいれつつあるように感じます。
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