はい。はいじゃないが。ゆーへいです。
「質より量」でいくと決めたからには、ガンガン行きたいと思います。
ツインバード工業から、カフェバッハの田口護さんが監修した全自動コーヒーメーカーが出たらしいので、それについて書いていきたいと思います。
ちなみに今回の情報元は、
名店カフェ・バッハ田口護氏が監修する全自動コーヒーメーカーで、安い豆はどこまでおいしくなるのか?(デジモノステーション)
です。
カフェバッハって?ああ!
このブログにわざわざ来ているような人には、説明するまでもないことだと思いますが、カフェバッハは、日本の自家焙煎珈琲店界隈では、とても有名な、御三家とも言われていたこともあるらしい、東京都は南千住にある名店です。
「田口護の珈琲大全」や「田口護のスペシャルティコーヒー大全」などで、僕もすごくお世話になっています。
とくにこのブログの記事を書くときにお世話になっております。
「ここまで書いちゃっていいの?」って言いたくなるぐらいの情報量にあふれた名著です。
話がそれました。
ともかく、カフェバッハは日本の自家焙煎の先駆けであり、いろいろと貢献してきた名店です。
このコーヒーメーカーの機能について
無印良品のおかげで、最近じんわりとブームになっている全自動コーヒーメーカーです。全自動コーヒーメーカーとしては、標準的な機能がついています。機能的には、無印良品のものや、パナソニックのもの(NC-A57)と同等の機能がついていると考えてよいです。
しかし、シロカのハイエンドモデルなどのように、タイマー機能はありません。
前日夜にセットして、朝タイマーで淹れてもらう、というのも楽しいとは思うんですが、一応は電熱器をコンセントにつなぎっぱなしというのは、ちょっと怖い気もするので、案外タイマー機能がないほうがいいのかも知れません。
豆とペーパーと水をいれておけさえすれば、スイッチ一つでいいわけですし。タイマー機能付きでも、そこまでは寝る前にしておかないといけないので。
いうほどタイマー機能いらない気もしますが、タイマーが欲しい人は、無印良品かシロカの全自動コーヒーメーカーを選ぶべきでしょう。
このコーヒーメーカーが競合他機種よりも、優れている部分は、味の調整機能です。
湯温を二種類から選択可能(83度と90度)で、ミルの挽き具合も、3種類から選択可能です。
ミルの挽き具合は基本的にどの全自動コーヒーメーカーも調整できますが、湯温が調整できるものは珍しい気がします。
Smart7なら調整できますが。
あっちより湯温や抽出量の選択幅は少ないですが、こちらはミルを搭載しており、手軽さではこちらが優に上回ります。
ただし、ある意味このコーヒーメーカー最大の売りは、かっこいいデザインと、田口護氏監修という部分だと思います。
そこに魅力を感じるかどうか、というのは重要なポイントだと思います。
安いものではないので(4万円オーバー)
競合と比較して――結論
このジャンルの競合としては、
無印良品の豆から淹れるコーヒーメーカーMJ-CM1、シロカSC-111シリーズ、パナソニックNC-A56/57、といったところでしょうか。
価格帯的に、ガチライバルとなるのは、無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」です。
機能的には向こうが上(ミルの調整幅5段階、タイマー付き)ですが、ミルがよく挽けないという不具合があるらしく、若干不安です。
味としては、こっちの方が上かな、と思います。根拠としては、田口護さんが監修しているからです(笑)そんだけです。
ミルはどっちもフラットカッターのようです。抽出量はどちらも3杯です。性能・機能的には同格と言えます。価格は若干ツインバード機のほうが高いです。
多機能を優先するなら、無印良品。味を優先するならツインバードという感じだと思います。
シロカSC-111シリーズは、サーバーの素材(ガラスかステンレスか)などで多モデルに別れます。
シロカ機は、タイマー機能、ミルの粒度無段階調整機能、ステンフィルターやステンレスサーバーを選べるなど、多機能に振っています。
価格も2万円台と安いです。
多機能が魅力的に思えるなら(とくにタイマー機能)、シロカSCシリーズはとても魅力的な選択肢です。値段も安いですし。コストパフォーマンスはすごく優秀です。
デザイン性では、ツインバード機のほうがよいと思います。デザインと味で、倍近い価格を正当化できるかどうか、が選択のポイントだと思います。
パナソニックNC-A56/57は、コストパフォーマンスがすさまじく優秀です。多機能はまったくありません。ただ単にスイッチ一つでコーヒーをいれるだけの機械です。
逆に言うと、全自動コーヒーメーカーとして求められる最低限の機能を、一番安く実現した機械です。
味の調整機能が一切いらない、という前提であれば、NC-A56/57で決まりです。コストパフォーマンスは最強です。
結論としては、デザインと味という部分にすごく価値を見いだすのなら、一考の余地がある、というところでしょうか。
参照元
名店カフェ・バッハ田口護氏が監修する全自動コーヒーメーカーで、安い豆はどこまでおいしくなるのか?(デジモノステーション)
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