Thinkpad Z13が欲しい!

日々の雑感

Lenovoの新しいThinkpad、Thinkpad Z13が発売されました。

このZ13はどういうモデルかというと、Thinkpadのフラッグシップであり、かつ、Z世代に向けた外観が豪華なラグジュアリーモデルであり、そして最後にThinkpad30周年記念モデルでもあります。

PC系ニュースサイトで色々とみていると、こう、何ていうか、その……下品なんですが、フフ、衝動買いしちゃいそうでしてね。

どこがどう欲しいのか

まずどこがどう欲しいのか!という点について書こうと思います。

何ていうか、素敵性能の塊みたいなノートパソコンなんですよね、Thinkpadのくせに!

天板レザーとかいう素敵性能

本革ではなくて、いわゆる合成皮革ではあるんですが、天板にレザーを使用!

レザー製品好きとしては、たまらないですね。

ラップトップ×レザーっていうのは!

ちなみに使っているのは、クラレの人工皮革「クラリーノ」らしいです。

レザーを使っているのはカラバリの「ブロンズ」だけですが、「ブロンズ」の差し色がカッコよくて、見た目的にはこれ一択かなあという気すらします。

アークティックグレイもかっこいいんですけど、シルバーのThinkpadってなんかThinkpad感ないよね……。

筐体ギリギリまで詰め込まれたキーボードのロマン

筐体ギリギリまでキーボードが詰め込まれているの、すごくロマンというか、素敵性能をビンビンに感じます。

M1Macが出る前に、リーク情報で、Appleシリコンを使って12インチMacbookを再度出そうとしている、みたいなのがありました。(最近また出てきてますね)

そのリーク写真がすごく好きだったんですよね。

あの凝縮感が本当に好きでした。

なので、AppleシリコンMacが実際に発表されて、13インチのAirとProだけっていうことがわかったとき、すごく残念でした。

あのリーク写真のマシンが出たら、即買いボンバーだったので!

話をThinkpad Z13に戻しますが、Thinkpadの赤ポチつきキーボードが筐体にギュッと詰め込まれているのを見るの、なんていうか、その、良いです。

Thinkpadのデザインモチーフが松花堂弁当であるというのは有名な話(そうか?)ですが、このギュッと凝縮されたキーボードには、お弁当に無理や詰め込まれた大盛りご飯を連想させて凄まじく魅力を感じます。

狭額縁でギリギリまで詰め込まれたディスプレイ

画面占有率91.6%で、左右のベゼル幅4mm!

やっぱり狭額縁はかっこいいですよね。

この凝縮感……たまんねぇ!

正直ディスプレイについては、狭額縁であること以外言及するポイントないかなと。

いや、OLEDとかあるのはいいんですけど。

正直Thinkpadのディスプレイにそこまでいい印象がないというか、どうでもよくね?感もなくもないです。

やっぱり赤ポチ

赤ポチことトラックポイントをまた使いたい!という欲望が沸々と沸きたってきています。

トラックポイント、便利なんですよね。

これがあればマウスいらない!とまでは流石に言えませんが、それでもあるのとないのとでは、大きな違いです。

赤ポチ、欲しい。

衝動買いを押しとどめているポイント

衝動買いを押しとどめているポイント。不安点。

明らかなデメリットについても書いていこうと思います。

LTEがない

一応、スペック表的にはLTEを搭載する、と各PCニュースサイトなどでは紹介されているのですが、記事執筆時点(2022年7月上旬)の段階では、Lenovo公式サイトでのカスタマイズでLTEを搭載することはできません。

これから、Windowsモバイルを購入するのならLTEの搭載は必須!と思っているので、それは残念だなと思っています。

重い

Thinkpadに軽量性を求めること自体がおかしいだろ、というツッコミを甘んじて受けますが。

しかし、940gのLIFEBOOK UHに慣れた身としては、13.3インチのモバイルノートで1.19kgっていうのはちょっと重く感じます。

まあApple製品から比較すれば軽量と言ってもいいんですけどね……。

キーボードの配列とクリックボタン

もう一つ不満があるのは、キーボードの配列です。

Thinkpadでは(伝統的に?)左端1番下のキーはFnキーだったんですが、今回のThinkpad Z13では、Ctrlキーになっていて、その右隣がFnキーになっています。

Thinkpad X100eの一番左下のキー、Fnキーになっている
Thinkpad X100eの一番左下のキー、Fnキーになっている

これは他のThinkpadとは逆になります。

Thinkpadなんだから、キーボードの配列にはこだわってほしかった。

なんでそこを一般寄りにする必要があるのか?

他には、矢印キーにも不満があります。

まず、以前のキーボードだと、矢印キーの左右は一段——半段くらいかな——下に下げたところに置いてあって、ミスタイプしにくいようになっていました。

今回のZ13では他のキーと一列になっています。

他のラップトップもこの配列ですし、そもそも僕が昔愛用してたThinkpadのUMPC、Thinkpad X100eはも半段下げになってないので、そこまで……という気もしますが、他のThinkpadに配列合わせて欲しかった感もあり。

X100eみたいなUMPCあんど廉価モデルならまだしも、フラッグシップ級の、しかも30周年記念モデルですからね!

Thinkpadでは、矢印キー左右の上部に独立したPgUp、PgDnがありました(7列配列だったときは戻る進むだったかな?)。

Thinkpad X100eの矢印キー部拡大
Thinkpad X100eの矢印キー部拡大

長いブログやテキストファイルを読むときに重宝していたのですが、今回のThinkpadでは、矢印キーが一列分の長さになっていて、PgUp / PgDnはFnキーとのコンビネーションになっています。

ええ……(困惑)

ま、まあ、逆にいうと、矢印キーをミスタイプしても大丈夫ということにもつながるので、マイナスだけではないという見方もできますね。

そこは好き嫌いなので、これがいい人もいるというのは認めます。

タッチパッド上にあるクリックボタンが目立たない形になっています。

クリックボタンは左クリック右クリック、ホイールスクロールの機能があるボタンです。

最近のThinkpadでは、クリックボタンがすごく薄型化されていて、目立たない形になりつつあったのですが、今回のZ13ではタッチパッドと一体化したようなデザインになっています。

なんで……!?

最近のThinkpadの薄型クリックボタンにもちょっと釈然としない思いがあったのに、さらに薄型化されてしまうと……。

本当に大丈夫なのか……?

という思いを抱かずにはいられません。

重い、というのはまだ何とかできますが、キーボードの配列やクリックボタンに関してはダイレクトに使い勝手に反映されてくる部分なので、そこが見た目からしてイマイチというのは……。正直、Z13の衝動買いを抑える最大のデメリットです!

実機を触って見ないことにはなんともですね、これに関しては。

衝動買いしてしまいそう

そんなわけで、見た目が最高に良いモバイルノートで、見た目が好きすぎて衝動買いしてしまいそうです。

一方で、LTEがないのとキーボード配列がイマイチなこと。

それから、環境をほぼほぼApple製品に移行させつつあることもあり、「何に使うのか?」という疑問が頭から離れないところが何とか衝動買いを押しとどめています。

逆にいうとLTEがオプションで選べるようになったら、本格的にヤバいということですね。

うーーーん、欲しい!

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