前回、5月にやりたいこととしてこんな内容をあげました。
- 週に1時間以上ブログのためのまとまった作業時間を確保する。
- 資格の勉強を習慣化する。少しでもいいから毎日勉強する。
- 早寝早起きを習慣化する。
- 毎日8時間の睡眠を確保する。
- 一つ以上の記事でアイキャッチ画像を追加する
- 一つ以上の記事の内容をアップデートする
- ライティング技術向上のための挑戦を行う
- 生活改善・成長・目標策定のために、小さな実験を五個以上行い、その結果について来月の目標達成状況報告の記事で発表する
5月の振り返り
さて、どれだけの目標を達成できたでしょうか?
正直何の成果もなかった
全然達成できなかったな、というのが正直なところです。
というか、何一つ達成できてないです。
何のために目標を発表しているのかわからないぐらい、目標に対する注意は僕の中から消え去っていました。
日々をとりあえず過ごすだけで精一杯な状況で、目標を達成するために時間や労力を費やすことはほとんどありませんでした。
なぜ、このような状況が発生したのか?を考えてみます。
そもそもやるべきことが多すぎる
これにつきます。
もっというなら、目標が複雑すぎるです。
やりたいことを8つ挙げました、今回。
ちなみに、前回は7つ挙げてます。
そもそもですね。
10個近い目標を常に覚えていて、常に実行するために気を配るなんてことは僕には不可能です。
できることは常に一つです。
優先事項は多すぎれば、どれが優先かわからなくなります。
「やることが多すぎる」「物事が複雑すぎる」
のです。
達成すべきことが多すぎれば、1日1日の行動に落とし込むのは困難を極めます。
最近、何度も何度も書いていますが、1日は24時間しかありません。
なので、やるべきこと、というか、重要なことを一つ選び、その他は捨て去るしかないのです。
前回違うことについて言いましたが、今回もこのセリフを使います。
「わかるんだけど、できないこと!」
目標を達成するためには、一つに絞り、それにすべてのリソースを集中しなければならない
5月を無為に過ごしてわかった結論は、ありきたりです。
「あれもこれもやろうとすれば、あれもこれもできないで終わる」
です。
それを踏まえて、6月の目標を考えていきます。
6月の目標
重要なことを一つ選び、その他は捨て去るしかない。
それに対して「わかるんだけ、できないこと!」とさっき書きました。
なぜできないのでしょうか?
それは、要するに、現代は情報(コンテンツ)が多すぎる、ということに尽きるんじゃないかなと思います。
情報が多すぎて処理が間に合わない
現代は、とにかく情報が多いです。
100年前の情報通よりも、現代の一般人の方が1日ごとに処理している情報が多いんじゃないか、とすら思います。
それぐらい、僕たちは毎日大量の情報と接しています。ネットニュース、テレビ番組、YouTube、仕事でのあれこれ……。
処理すべき情報が多すぎて、それを処理している最中にもさらに新しい情報が積まれていく状態です。
エンターテイメントについて考えてみましょう。
面白そうな映画、アニメに、ネットフリックスやプライムビデオで簡単かつ大量のアクセスができます。それにかかるコストは(時間を除けば)かつてないほど安価で、どうせなら全部見ないと損する気分になります。
なりますし、あちらこちらでプライムビデオで見られるおすすめの映画○選!みたいな記事があるので、余計に見なきゃいけない強迫観念に駆られたりもします。
しかし、1日の時間は24時間しかなく、起きている時間はさらに短いです。そんなわけで、活躍するのがながら見、倍速、いっそ睡眠時間を削ってみちゃう、です。
でも、ながら見や倍速って、コンテンツに向き合う時間の濃さとしては、ものすごく薄くなってます。水でシャビシャビに薄めたウィスキーみたいなもんです。
なろう系が流行っているのってつまりそういうことなんじゃないかなーって思うんですよね。よくなろう系は設定が適当とか、ヒロインが簡単に主人公になびきすぎるとか、努力レスで結果出し過ぎとか、色々と批判されてます。
でも、1つ1つの作品に向き合う時間が薄くなっている現在、味の濃い場面、刺激の強いシーン、そういうものをギュッと凝縮する必要がどうしてもあるってことです。
地道な努力で強くなるシーン?繊細なヒロインとの心のやりとり?そんなものは、読み飛ばされる文章、流し見されるコマ、倍速されるシーンを増やすだけです。
エンターテイメントを離れて、実用的なことに目を向けてみましょう。
ビジネスや生活になんだか良さそうなノウハウ、いわゆるライフハック。
それらも、YouTubeやライフハック系のブログ、ニュースサイトで大量に垂れ流されていて、どれをやればいいのかよくわからない感じで、良さそうと思ったことをとりあえず全部やってみようという感じで日々を過ごしている人が多いのではないでしょうか。
でも、すべてを追いかけるのは土台無理ですし、すべてを追いかけてみたところで、全部中途半端で終わります。
というか、僕は全部中途半端で終わりました!いつかやることとか、いつか読みたい本とか、そういったもののリストは増え続ける一方で、減ることはありません。
日々「あれもやりたいこれもやりたい、できたらいいな」と思って日々を過ごしています。
でも、結局のところ、物事はひとつずつしかできないんですよね。
何も考えずに、「あれも良さそうこれも良さそう、あっちもやってみなくては」では何一つ成し遂げられないということを改めて感じます。
新しく何かを始めるためには「余白」がいる
ひとつずつ実行してみて、わかったことや改善したいことを集めて、また新しく実行する。
ということを、少しずつでいいから着実に実行していく必要があります。
でもどうやって?という疑問が出てきます。
どれだけ頑張っても、新しい何かが積み増されていけば、状況は振り出しに戻る、どころか、さらに悪化していくからです。
賽の河原みたいなもんです。
終わりのない苦行という意味では一緒です。
情報処理の量と速さ、対象、深さを選ぶ主導権を自分の手に取り戻さなくてはいけないのです。
そのためにはどうすればいいのか?
まず新しく積むことをやめる。今積んでしまっているものをひとつずつ処理していく。
いらないものと継続して置いておきたいものに分別する。いらないものを捨てて余白を作る。
そういった活動が必要なんじゃないかと思います。
ええ、断捨離と同じっていうか、断捨離のことですね。
結局のところ、何かを捨てることで自分の人生の主導権を取り戻す、という意味では、断捨離とFIREは似ているのです。
で、結局何を目標にするの?
長々と書いてきましたが、まずやるべきことは、処理すべき情報を減らすこと、つまり、生活をシンプルにすることです。
そのために必要なのは、新しく積むことをやめて、今積んでいるものを時間をかけてもひとつずつ処理していくこと。
まずは蔵書から減らしていきたいと思います。
今僕の本棚には、漫画を除いて、100冊ぐらいの本が入っています。含めれば、200冊ぐらいかな?
ただ、読み返されるということは滅多にないです。
そのくせ、Kindle UnlimitedやKindleのセール、ブックオフに出かけては大量の本を買ってきたりしています。
もちろん、それらの大半も読まれることなく終わってます。
まずはそれらを減らしていくことが必要です。
改めて一冊ずつ読み直し、読書ノートや要約、内容の引用・抜き書きを行なって、どうしても手元に残したい本だけを残す、ということをしていきたいです。
1ヶ月、とは言わず、数ヶ月、あるいは今年いっぱいかけてできるかはわかりません。
それぐらい積んでる本が多い。
6月——というか、今後しばらくの目標として。
- 本棚の本を改めて読み直し、どうしても残したい本だけを残し、後の本は処分する。
- 新しく本や物を買わない(どうしても必要な物以外)
という目標を設定したいと思います。
しばらく、本を読みながら、人生について考え直したい所存ですw
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