「夢を叶えるために、一旦仕事をやめて、一年ぐらい本気で挑戦してみたい!」
と言う人は結構いるんじゃないかなーと思います。
僕は叶えたい夢があるわけではさっぱりありませんが、一旦仕事を辞めて、一年ぐらい休みたい!と常々思っています。
仕事、しんどいです。
長期休暇欲しいです。
しかし、そんな挑戦なり休暇なりを実現する上で、課題というか難題があります。それは、生活リズムがガタガタになって、「夢を叶えるために努力する」とか「仕事のストレスから離れて心身をリフレッシュする」とかではなく、無為に時間を消費してしまうんじゃないか?
という疑念が自分から離れないことです。
そんなわけで、夢への挑戦をしっかりと実現させるためにどうすればいいのか?ということを自称FIRE研究家として書いていこうと思います!
そのためには何が必要なのか?個人的には4つの要素が重要だと考えています。
- お金の節約
- 早寝早起きの習慣
- 時間の有限性を認識する
そして最後に神がかり的逆転の発想——仕事なしで生活リズムを保つのが難しいなら、短時間で働いてしまえばいいのでは?です。
ちょ、戻るボタン押さないで……短時間!短時間だから!
節約体質になる!
まず大切なのは、お金です!
……いきなり金の話をするところに、ちょっと自分でも自分に対して疑念を抱かざるを得ませんが、お金は働かない生活の一丁目一番地なので、そこを外すわけにはいきません。
このテーマで重要なこととしては、
- 無駄なものを買わない
- 固定費を削減する
- 常に経済状況を把握する
といったことになります。
まず大事なのは、「無駄なものを買わない」こと。
というか、「無駄なことをしない」は、お金に限った話ではなく、あらゆる場面に通用する原理原則です。
買い物に失敗する、ことそのものはいいんですよ。ただ、買う前に明らかに必要ないものを買うのはダメなんです。
経済的リソースは有限なんですから、まったく必要性のないものを買うのに使うお金はないのです。
それができているかはまた別の話ですが!
僕はというと……結構あるなあ……。
言い訳をさせてもらうと、あらかじめ「無駄に使う」というか「浪費してもいいよ」と自分に課している範囲で収まっているのでセーフ……ということで(苦笑)
次に大事なのは固定費の削減です。
変動費は我慢すればいいことですが、固定費は何もしなくても財布からお金が出ていってしまうので、固定費を削減することは重要です。
携帯電話料金、家賃、光熱費、サブスクリプション……。
これらも、必要ないものは排除し、もっと安いオプションがあるのならそちらを選ぶべきです。
僕もMVNOは愛用しています。ちなみにUQモバイルです。
最後は、経済状況の把握です。
経済ニュースを追いかけろ、という意味ではないです。
自分がいまいくら持っていて、いくらぐらいの収入があって、いくらぐらい固定費を払っていて、いくらぐらいお金を使えるのか、ということを常に把握しろ、ということです。
どんなに収入が高かろうが、収入以上に使ってしまえば、手元にお金は残らないですし、逆に収入が低くても、収入以下で生活できれば、貯金ができます。
「当たり前だろ!」と言われればそうなんですが、この「当たり前」を認識して、その通りに行動できる人はそう多くない気がします。
大事なのは自制心……もそうなのですが、自分にできることを少しずつ習慣化することです。
いちいち意思力を消費して、「節約しよう!」ってすると、全然節約できないので、お金を無駄に使わない仕組みを作ってそれを習慣化させると、普通に暮らしているだけでお金が貯まります。
「具体的にどうするんだよ!」ってツッコミを受けそうなので、僕がやっていることをざっくり説明すると……。
給料をもらったら、給料明細を見て、その時点ですべての予算をあらかじめ割り当てます。
具体的にいうと給料の半分を投資に回して、残りの半分は固定費を払う分、その他予定している出費の分と積み上げていってお小遣いと余った分(残業が多いと結構余る)は浪費してもいいお金としてそこはもう特に記録を残すこともなく使っています。
ボーナスは3等分して使うようにしています。(現金の)預金、株式投資、浪費(大きい買い物は大体この辺でやる)です。
認識の上では結構無駄遣いしているんですが、毎月結構な分を投資に割り当てているので、普通に生活しているだけで資産が積み上がってますw
早寝早起きの習慣化
これも「わかるんだけど、できないこと」ですね。
早寝早起きが簡単にできるなら、とっくにやっているっていう話なので。
でも、重要です。
僕が「早寝早起き」を実現するために今していることの一つは「消灯時間を決める」です。
21時半で自動的に(というのは比喩なのでスマートリモコンを使ってタイマーでオフにしているわけではないです)部屋の電気を消すようにしています。
そのおかげで早寝早起きはできるようになったのか?
正直微妙です笑
それでも、やらないよりかは大分早寝早起きができるようになったと思います。
具体的にいうと——やり始めてから2週間は過ぎたのですが、遅くても日付が変わる前には眠れるようになりました。そこは進歩していると思います。
また、21時半には電気を消す、というのが自分の中で不文律化しているので、かなりダラダラしていても、20時半ぐらいにはスパートして日記を書いたりとか読書やブログに集中することができています。そこは明らかに進歩したところだと思います。
実際にある程度やってみて、この「消灯時間を決める」というルールはお勧めです。
そのほかには、Apple製品にある「スクリーンタイム」機能を使って、ある程度夜遅い時間からはブラウザを起動できなくしたり、とかを行なっています。
その辺はまた別に記事を上げたいと思います。
思いますが、Apple製品の「スクリーンタイム」機能は、iPhone、iPad、MacでiCloud経由(なのか?)で自動的に連携して、すべてのデバイスでブラウザやKindle(ダラダラ漫画やラノベを読んで気づいたら時間が経ってる)、YouTubeアプリをシャットアウトしてくれます。
最強に時間泥棒をしてくれる3点セットなので!ブラウザとKindleとYouTubeは!
僕は友達が少ないのでフリーにしているのですが、友達が多い人はLINEも制限しておくといいかもですね。僕は友達が少ないので影響ありませんが!
集中モードも使うと通知もシャットアウトできるので、追加でさらに捗ります。というか、iPhoneのヘルスケアアプリで睡眠のスケジュールを設定しておくと、就寝時刻15分前には自動的に通知をシャットアウトしてくれるのですが!
今回僕が紹介した方法はあくまで、僕がしている方法なので、それぞれ自分に適した方法を見つけて欲しいです。
でも、「消灯時間を決める」のと「スクリーンタイムを使う」のはお勧めだよ!
時間は有限だと認識する
休日をなぜ無駄に過ごしてしまうのか?
連休にやりたいことをたくさんリストアップしたけど、半分も終わってない……。
何故そういう事態が起こるのか?
それは、平日仕事のある日だと時間がないのはわかっているのに、休日になると、仕事がなくなって、時間がいくらでもある!というような発想に無意識になってしまうからです。
平日の仕事中のことを思い出して欲しいのですが、やりたいことをリストアップしても、なんだか気づいたら定時直前になってないですか?
改めて1日1日の仕事量を考えてみると、大したことができてないのが実情です。
それは、行動経済学で言うところの「計画錯誤」が起こっているからです。
「計画錯誤」と言うのは、ざっくり解説すると、計画を立てるときに実際できる以上の内容を詰め込んでしまうと言うことです。
無意識に楽観的すぎる計画を立ててしまう人間の習性、ってことですね。
この「計画錯誤」が休日前に起こってしまうと、1日でできる以上の内容を無意識に計画してしまい、気が付いたらサザエさんが始まっていて「今日も何もできなかった……」ってなってしまいます。
何度も書いているように、結局時間というのは有限です。
なので、重要な目標があるのなら、無駄なことをしている時間はないわけです。
しっかり時間は有限であるということを認識して、目的を果たすのに重要なことに集中する必要があります。
これもまあ「わかるんだけどできないこと」ですね笑
というか、この記事そんなことが多すぎるな。
ここですが、僕が今やっているのは「たすくま」というiPhoneアプリを使っています。この「たすくま」はタスクシュートという考え方に基づいたタスク管理アプリです。
タスクシュートというのは、日々している作業の記録をとって、実際にどれくらいの時間がかかっているのかを計測していくことでタスク管理をしていこうという考え方です。というか、具体的なことはググってください。
このタスクシュートの何がいいのかというと、やりたいことリストを処理する時間(実際に過去かかった時間)を積み上げていくと、やりたいこと全部やるには到底時間が足りないという現実を容赦なく突きつけてくるところです。
毎日僕のたすくまは突きつけてきます。「ブログを書くか」「家事を処理するか」「睡眠時間を削るか」さあ選べ!と。
タスクシュート以外だと、よくタスク管理というか時間術の本で言われているのは、カレンダーでやりたい作業を管理するっていうのがありますね。
Googleカレンダーでもなんでもいいんですが、実際にやりたいことというか、そういうのをカレンダーに配置していくってことです。
僕もカレンダーに取りたい睡眠時間とかを配置して、仕事の時間とか、を入力して空いた時間にブログの作業とかを割り当てる、みたいなのをやっていたこともあるのですが、どうにも予定通りにうまくいかなかったのでやめました。
タスクシュートがボトムアップ型のタスク管理だとするなら、カレンダーに記入していくのはトップダウン型のタスク管理と言えるかもしれませんね。
なんかタスク管理の話になってしまいましたが、「何が大事なのか」をしっかりと定めて、それ以外のことを思い切って切り捨ててしまうことが大切だと思います。それをどうやって実現するのか、その方法論を探していく必要があります。
神がかり的逆転の発想——いっそ働いてしまう。早朝からはじまって、朝のうちに終わる仕事
本来はこの記事で挙げることは3つだったんですが、しかし、この3つだけだとどうしても不安というか、結局これぐらいだとヒキニート化してしまう疑惑が頭を離れなかったんですよね。
どうすればいいのか……ということを考えながら、日々の労働(苦行)に勤しんでいたところ、神がかり的逆転の発想が降りてきました。
仕事が生活リズムの基礎で、それを抜いてしまうと、生活リズムが成り立たない?
それなら、働けばええやん!と。
短時間だけ働くことにすれば、夢への挑戦と、生活を支える収入と、生活リズムの調整の3つをうまく兼ね備えることができます。
なぜそんな単純なことが思い浮かばなかったのかといえば、働く=正社員という先入観に囚われていたからです。
別にセミリタイアしたからといって働いてはいけないというルールがあるわけではないのと同じように、夢に挑戦するために正社員の仕事を投げ打ったからといって働いてはいけないというルールはないのです。
このことに思い至った瞬間、「どうしてこんな単純なことが思い浮かばなかったのだろう……?」と首を捻りました。
生活リズムを調整するためだけに働くのならば、早朝ないし朝から始まって、朝、もしくは昼までに終わる短時間の仕事を毎日やるのがいいんじゃないかな!
といっても、個人的には「新聞配達」くらいしか思いつかないのが厳しいところですが……。
求人を眺めていたら、生活リズムを整えるのに絶好の仕事をいつか見つけられかもしれません。
結論:一年を有効活用するためには色々と工夫しなければならない
というわけで、4つの作戦を書いてみました。
- 節約
- 早寝早起き
- 重要なことだけやる
- 生活リズムを整えるために働く
もし、夢に挑戦するために一年だけ頑張りたい!という人がいたら、この作戦をうまく活用してほしいと願っています。
個人的に将来セミリタイアする上で、セミリタイア生活をより良いものにする方法をしっかりと模索していきたいと考えています。
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